【漫画レビュー】あおのたつき 吉原をサバイブした花魁の”わだかまり”とは?&最新刊の感想!

雑記

私は漫画が大好きで、いつも様々な漫画をチェックしています

この記事では、いま夢中になっている漫画・あおのたつきについてあつく紹介したいと思います!

あおのたつき の舞台は江戸時代、吉原遊郭です。

明るくきっぷのよさを持ちながらも、なにか大きなわだかまりを抱えているであろう主人公・あお。

かつて吉原の花魁だった彼女の魂が、冥界とも現世ともつかぬ社にたどりつくところから始まります…

この記事では、現在マンガボックスで絶賛連載中の大好きなマンガ・あおのたつきについて、熱くご紹介したいと思います!

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第一話が無料で読めちゃいます!

あおのたつきはマンガボックスというサイトで最新話を読むことができますが…

あおのたつき
【更新:隔週月曜日】江戸最大の遊廓、吉原。情念の渦巻くこの街で、気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいた、売れっ子遊女のあお。そこは強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着くという、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』だった…!※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・出来事などとは、一切関係ありません。

こちらのお話、公式Twitterにてなんと第一話をすべて無料公開しているんです!太っ腹ですね!

↓↓↓こちらのリンクから飛べます

リンク画面をひとめ見るだけでも、色使いや絵の美しさがわかりますね~

余談ですが、このお話で出てくる、同じ里からきた遊女二人・富岡ときよ花が、もしも現代に生きていたらどうなったかな?という吉原遊女・令和女子バージョンの番外編が最新刊に載っています

江戸時代の彼女たちのキャラがそのまま現代版になった面白い作品です

この番外編に興奮して感想ツイートをぶっ放してしまったら、公式アカウント様から暖かいリツイートをいただいてしまいました…!

あおのたつき・あらすじ

江戸時代の吉原で、濃紫(こむらさき)という源氏名(芸名)を持つ花魁(遊女の中でも高級な職位)として生きた主人公・あお

彼女はどうやら死んでしまったらしいのです。

だけどもなぜか今、現世ともあの世ともつかない場所にさまよっている…

物語の冒頭で、遊女たちが噂しています。

強く霊験のご利益を求めるものだけが迷い込む、浮世と冥土の境に近いところがあるとかないとか・・・

そんなあの世ともこの世ともつかない場所にある、吉原遊郭を管轄する鎮守の社にたどりついたあお。そこにいる社を守る宮司・楽丸と出会います

彼と出会ってすぐに宮司の仕事をナイスサポートしたそのお手柄から、あおは「現世でのわだかまり」で苦しんでさまよっている死後の人々を、助け導くお手伝いをすることになるんです

楽丸いわく、

わだかまりが恨みになると、悪霊になってわるさをします

死後もその人のわだかまりをそのままにしてしまうと悪霊になる。本人が苦しむだけでなく、生きているにも迷惑をかけて苦しめてしまう。

だから、死んでなおさまよう人(魂)のわだかまりをときほぐし、成仏できるようにサポートするのが、ここで出会った楽丸の役割なんですね

お金への強い執着

あおはなぜか、お金に異常に強い執着があるんです。お金が欲しい。なんとかしてお金を稼がなきゃならない。

彼女は最初は嫌がっていた宮司のサポートも、お金が発生するとわかるといっきにやる気になるほどにお金を欲しています。

あおさんのお金に対する強い執着はなぜ?その源は…?

楽丸はあおさんと共に過ごしながら、その答えを決して無理強いして出させようとはせず、静かにあおさんに向き合いながら探ろうとします

自分自身の救済はさておき、社に次々と迷い込む、たくさんの彷徨える魂の救済手伝いをしてきたあおさんでしたが。

ついに…!既刊の6巻から!

  • あおの生前残してきた大きな”心のわだかまり”とは何?
  • 彼女の”お金への強い執着の理由”があるのはなぜ?
  • 彼女はどんな人生を生きて、そしてなぜ死に至ったのか…

このことがくわしく解き明かされています。

彼女が生きた人生。そして死に至るまでの様子が生々しく、かつスピード感を持って描かれているんです

息つく間もなく一気に読み進めてしまうような緊迫したストーリーが展開されています!

あおがあれほどお金に執着したその理由も、物語の進行によってだんだんと解き明かされてきます。

「生きていたってろくなことはねえ 死ぬまで吸い上げられる 奪われる」

濃紫時代の、あおの体の奥深くからしぼりだされる、このセリフが重く響きます…

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最新刊を読んだ感想

最新刊を読んだ感想としては、そりゃこんな現世でのこと、いつまでも思い出したくもないよね…とあおに同情しました

大変な生涯を送ってきたあおさん。大きなわだかまりもそれはできるでしょう。

よくぞ一気に悪霊になるコースを駆け上がらず、ちゃんと人魂として生涯を終えたよ…偉いよ。肩に手をかけてねぎらいたい気持ちになりました。

あおが悪霊にならず、ちゃんとした人魂として冥土の途へいけたその理由は、彼女の持つ賢さや心優しさのたまものだと思います。

生前のあおの描写を見ると、信じられる人が周りに誰もいない、苦界ともいわれる遊郭という辛い境遇にいても、あおは禿(幼い見習いさん)や、遊女仲間に優しい気持ちで接することが出来るんですよね。

ここが彼女の大きな美点であり、楽丸がパートナーとして助けを求めるほどの持ち味なんだと思います。

ふつう、辛いばかりの境遇にいると性根は折れたり歪んだりしてしまいますが、彼女はそうならずに冷静な視点や他にあたたかな手を差し伸べる余裕があるんですよね

すきなところその1・美麗な絵!

この作品は、ストーリーの面白さはもちろんのことですが、何より絵が唯一無二の個性をもっている上に、本当に美麗なんです!

まるで墨絵や浮世絵のような絵柄、そして独特の個性や色気やかわいさを持つ表情豊かな登場人物たち…

舞台が江戸時代の吉原ということもありますが、描かれている華やかな町や人、そして人じゃない何かたちが入り乱れている様を見ていると、まるで現実から離れて全く知らない世界に入り込んだような錯覚におちいります。

作家さんは日本画を学んでいらっしゃるということですので、その独特で美しい画風は日本画のルーツを持っているのですね

すきなところその2・犬好きにはたまらない登場人(犬)物・うすいのかみ!

そして、個人的にはこの作家さんの犬の描き方が大大大好きなんです!

この作者さんは絶対に犬好きですね!と思ったら、ワンちゃん愛あふれるTwitterを運営されています!

ととちゃんかわいいね…

作中に登場する、うすいのかみ。まるでわんこのように愛らしいたたずまいなのですが、実は命婦薄神という、社における神聖な存在なのです

そのごつい名前とはうらはらに、見た目はあきらかにかわいいわんちゃんなんですよー!

私は昔、犬を飼っていたのですが、かつてのあの愛らしいしぐさの数々を思い出してほっこりします…!

こんな風にいろんな所をフンフンにおいをかいだり、うれしそうにぴょんぴょんはねたりごはんをおねだりしていたなー…なんてかわいい犬に思いを馳せてほっこりしています

うすいのかみのモデルは、作者さんの愛犬・ととちゃんに違いない!

うーんかわいいいいい!!! とおもったら作者さんもお認めになっていました。うすいのかみは、ほぼととちゃんだと…

目が離せません!

流麗な絵柄と物語の山場を迎えているストーリー、そしてワンコ好きにはたまらないかわいいうすいのかみを堪能できる漫画・あおのたつき。

太っ腹な作家さんのご厚意により第一話がまるまるTwitterで解放されていますし、最新話はいつもアプリで無料で読むことができますが、これまでのお話を一気に読みたい方はぜひ電子書籍の購入をおすすめします!

こちらは分冊版の入り口です

そしてこれまでは、電子書籍のみの発刊でしたが、2021年11月20日、紙での書籍が発売されました!

絵柄に合わせて紙質も吟味され、こだわりの逸品となったことを作家さんがツイートされています。

紙の感触を感じながらその世界観に浸るのもまたよさそうですねぇ。ぜひぜひお手に取ってみるのはいかがでしょうか?

以上が、大好きな漫画・あおのたつき を熱くおすすめする記事でした!

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