わたしの毒母は、私が結婚をきっかけに実家から独立すると、私に異常に、きもちわるく粘着するようになったんです
普通の親なら、やっと子が独立した!と喜ぶところを、毒親は否定し嫌がりました
そして、無茶な要求を子にどんどんぶつけてきました
具体的には‥
- 毎日電話をかけてきては、くだらない長電話に数時間付き合わされる
- 「もっとたくさん実家に帰ってきなさい!」と帰省を異常に要求される
(私は実家から遠く離れた場所に引っ越したというのに‥) - 私の新居にしょっちゅう突撃してくる
親元から独立し、遠方の新天地での生活に必死な私に対して、こんな気持ち悪い粘着行為、迷惑行為を行うようになったんです
なんなんでしょうね?
実家にいたころ、特に子供の頃なんかは、放置や罵倒などで私をさんざん粗末に扱ってたくせに、いざ私が親元を離れると、彼女はそれはもう、必死にしがみついてきたんです
一方で、いざ要求に従って行動した私のことを、彼女は粗末に扱うんです。わけがわからない‥
当時の私は、この毒親からのおかしくて気持ち悪い要求を断れず、むしろ親から言われたことには従うのが当然、とばかりに言いなりになっていました
親の要求に従い、無理を重ねた私がやがて疲れ果て倒れるまで、このバカげた関係性は続きました。続いてしまいました‥
娘が大変な時期に、おかまいなしに要求を押し付けてきた毒母
私は、結婚と同時に、実家から遠方の土地に引っ越しました
まったく知らない土地で、血のつながらない他人である夫との共同生活を開始する、という、自分の人生においてもトップ3に入るくらい大変な時期、
毒母はそんなことはまったくお構いなしのようでした
それどころか、
あんた、いつでも実家に帰ってきなさい!
次はいつ帰ってくるの?
あたしが電話かけたら絶対出なさい!
あなたとたくさんおしゃべりしたいの!
あんたの家にあそびにいきたーい!
→たびたび突撃され、泊りがけで居座られる
こんなふうに、独立した私に対して、執拗に粘着するようになったんです‥
毒母の要求に従い、どんどん疲れていった
毒親の無茶な要求に従うこと+新生活を構築すること。
この両立は無理がありすぎて、私はどんどん疲れていきました。
しかし、私が疲れてることや無理してることなんて、毒母は一ミリも気にしません。
夕方ごろには、毎日毒母から電話がかかってきます。
それを待ち、そして電話に出たら彼女の長話に延々と付き合いました
帰省すると「ねえ、次はいつ帰ってくるの?」と目をらんらんと輝かせて、次の帰省日時を設定させられるんです‥
私は毒母との長電話や帰省のための時間やエネルギーを、必死で工面しました。
帰省の度に、パートとして勤め始めたばかりの会社に頭を下げて休みをもらい、お金や時間を使って遠い実家に何度も帰省をしたんです
パートといえども、勤め始めてしょっちゅう休まれて‥迷惑な存在だったと思います
でも…
私がこうやって必死に動いても、毒親からは感謝なんて少しもありません。
毒親って、子供は親に尽くすのが当然だと思ってるんです。
感謝されたことなんて一度もありません。それが当然だから。それどころか、毒親のいいなりに動く私を粗末に扱うんですよ
例えば毎日電話がかかってきて何を話すかというと、
毒母が一方的に人の噂話とか人の悪口とか病気話や不安とかを一方的にまくしたて、毒母がおしゃべりに満足をしたら一方的に切るという感じでした
こんなの会話じゃないですよね
帰省すればしたで、毒母は家にいなくて不在の実家に待たせられたり、いたとしても、毒親の用事の手伝いをさせられたりと‥
「娘が帰省したという事実さえ手に入れれば、もうあとはどうでもいい!」とばかりに、帰省した私を粗末に扱うんです
毒母に振り回され、極限まで疲れてやっと、虚しさを感じ始め、おかしさに気づく
新生活の合間を縫って、いえ、自分の新生活や人生を置き去りにしてまで、毒親の要求に応えることを最優先にしていた、私の気持ちは‥
大人になったら、親孝行をしなければならないんだ‥よね?
親の望みをかなえる、それが親孝行だし、
私がやらなくてはならないことなんだ、きっと‥
自分にこう言い聞かせるようにして、私は、不毛な親孝行とやらを続けてしまったんです‥
あほでしょう?
でも、こういう子供を作り上げるのが、毒親なんです
毒親というのは、子が幼い頃から暴力や脅しを使用し、”親からの愛”を利用するなどの様々な手を使って、子を自分が操作しやすいように心身を調教していくんです
そうして毒親に育てられた子供は、私のような、思考停止状態で、毒親のおかしな要求に従ってしまうような人間になってしまうんですよ‥
でもさすがにこんな状態が長く続くと、疲労は深まり、やらされていることに対して疑問が湧いてきました
極限までの無理を重ねることで感じ始めた違和感や、どんなにがんばっても毒親には粗末に扱われる虚しさの積み重ねによって、私はやっと
「うちの親はおかしい。
私は、そのおかしい親の言いなりに、思考停止状態で行動する、ロボット状態だ…」
そう気づき始めたんです
気づくのおそい!って思いますよね?
- 明らかにおかしい親に対して、どうしていつまでも、親にいわれるがままに動き続けたの?
- どうして早く変な親を突き放して、自分の人生を最優先できなかったの?
って思いますよね?
次の記事では、私はどうしてこんなおかしな親に、長い間疑問を持てず、自分のために反発ができず、大人になっても、疲れ果て倒れるまで従い続けてしまったのか?というところをくわしく書いていきたいと思います
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