毒親育ちは、コロナ禍での生活を淡々と送るのが上手い?

新型コロナウイルス

2020年8月現在。新型コロナウイルスの感染拡大は止まりません。緊急事態宣言がたくさんの地域に出されています。

いつまでたっても、元の生活に戻らない。

旅行!飲み会!
旅行!飲み会!

もうこれ以上自粛なんて無理!

と思ったかどうかはわかりませんが…2020年の緊急事態宣言時とは違い、レジャーや飲み会を楽しむたくさんの人の様子がにニュースでは報道されています

私は、この先が見えない、長いコロナ禍を生きるうちに気が付いたことがあるんです

それは…毒親育ちの皆さんは、このコロナ禍を、冷静な心をキープしつつ、しっかりと感染対策をしながら、粛々と日々を暮らすことができている方が多いのではないでしょうか?

なぜかと言うと、生まれ育った場所が毒親の棲み処、という生きるのに困難な場所であったため、悲しいかな、非常事態に生きることに免疫がついているからです

それに、私たちは、本来守ってくれたり慈しんでくれる親という存在から、いろんな形の攻撃を、突然受けるのが日常でしたよね?

そして心身をボロボロにされながら、やっとのことで、ここまで生き延びてきました

そんな大変な場所で必死に生きていた過去の強烈なサバイバー体験が体内にあるため、このコロナ禍をはじめとした異常事態で生きることに対して、冷静に対応しながら日々の生活を守れているのじゃないでしょうか?

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毒親育ちは「自分で自分を守る行動」なんて当然の行為だった

毒親育ちは、自分で自分の身を守るなんて、幼い昔からごく普通の行動でした

例えばステイホームや三密を避ける、消毒をするという「身を守る行動」というのは、大切さを理解すれば、自然と行動できるんですよね

昔から、命を脅かす存在(=親)から自分で自分の身を守るなんて、息を吸うように当然かつ普通の行為だったわけですから…

むしろ、身を守る方法が実際にあって、それを守れば恐怖から逃れられる確率が高まる、っていうのはむしろありがたいことです

だって、毒親と暮らしているときというのは無法地帯。いつどんな攻撃が降りかかってくるかわからなかったのです

通常攻撃のほかに、突然の奇襲攻撃も多く、どんなに自分を守りたくても守り切れず、体も心もボロボロになっていましたから…

そんな世界を生き抜いてきた毒親サバイバーは、何が降りかかるかわからない恐怖状態を、幼い頃からすでに嫌というほど体験済、そして降りかかる災厄に対する心構えが、強烈に記憶に残っているんですよね

ステイホームのありがたさ

クソ親の襲撃から身を守れる!

個人的に、ステイホームを呼びかけられたことによって、コロナ禍に入ってからの毒親のアポなし襲撃がなくなり、安心感があります。毒親もさすがに命が惜しいのでしょう

毒親の突撃の可能性が極度に減った、もしくはなくなった。これだけでも、無駄なエネルギー消耗がなくなって本当にほっとしています

毒親は以前、加齢でやや弱ったとはいえ、それでもしょっちゅう私の住む家にアポなし特攻をかましてきたのですが、さすがに死の危険性があるウイルスが蔓延している現在、突撃は止まりました

私は奴らと関わることが激減したり、襲撃におびえることがなくなったおかげで、以前のように心身が余計に削られることなく、穏やかに過ごせるようになっています

こちらは、病的に人に依存する我が毒母を考察したブログ記事です↓↓

ステイホーム=いままでの生活通り

もともと人との関わりも少なく(というかほとんどなく)、家で一人でいるのが一番楽だったので、正直、現在の自粛生活は以前の生活に毛が生えたくらいの違いしかありません

不便に思うのは、ひきこもりが過ぎて、たまの気分転換に、カフェでコーヒーが飲めないのが寂しいな、ってくらいでしょうか。

でもそれも、通販で美味しそうな挽きたてコーヒーを見つけて、たまのぜいたくに挽きたてコーヒーをお取り寄せして解決しちゃえました。

出かけなくても、挽きたてのコーヒーが自宅で好きな時に楽しめる。いい時代になったなぁと思います

↑↑コロナ禍中、ネットでこの澤井珈琲のドリップバッグを見つけました

ときどきお取り寄せしておうちコーヒータイムがはかどっています!挽きたてコーヒー、とってもおいしいですよ

もしも外の空気が恋しければ、人のいない時間帯をを狙って外を散歩すれば、気分はすっきりします。おすすめは朝散歩ですね!朝日を浴びながら、外を軽く歩くと気分がスッキリだけでなく、メンタルも上向きになり、やる気もアップしますよ

ちなみに…私は朝散歩で、大げさでなく人生が好転しました。その経過をまとめたブログ記事です!↓↓

毒親育ち、コロナ禍でむしろ力を蓄える機会が増えた説

人と会わずに、家に引きこもること・ステイホームが全世界的に推奨されるものとなった現在。

毒親に会うことなく、引きこもる大義名分を得た毒親育ちこと私は、もしかしてエネルギーを温存し、何なら以前よりもパワーが蓄積されたかもしれません

その証拠に、このコロナ禍で、これまで一人で楽しんできた漫画や本を読むことに加え、このブログを開設してみたり、Twitterという発信にチャレンジしたり、あらたな世界に一歩踏み出しています

毒親育ちのみなさん、どうですか?

毒親育ちさんは、私のように、できる範囲内で自分の趣味を静かに楽しんだり、そして新たに楽しいことを見つけたりということを、ステイホームや三密を避けるなどの「身の安全を守るための行動」と、上手に両立できてる人、もしかしたら多いんじゃないかと思います

かつて毒親の元で嫌でも体験してきたサバイバーの日々が、その体験が、皮肉にもコロナ禍という異常事態を生きるのに、あちこちで役に立っているのです

感染の恐怖とは別問題でも…

もちろん、コロナの感染の恐怖とは別です。

感染した時の症状や後遺症の恐怖についての情報はたくさん流れています。感染は嫌ですし、そして、失われた自由な日常が一体いつ戻ってくるんだろう?

そう考えると、暗い気持ちになります

しかしその一方で、以前は「引きこもり」とどこか馬鹿にされ笑われていた行為が、そして「親に会わないなんて親不孝者だ」と非難されていたこの生き方が、このコロナ禍という事態によって、ステイホーム、ソーシャルディスタンス、三密を避けると言う言葉に次々と書き換えられ、それらがむしろ人類に推奨されるという大転換が起きました

価値観が世界的に思いっきりひっくり返った。

ひっくりかえった後に、良しとされる新たな価値観、それらが、以前の価値観では生き辛さを感じることが多かった、私のような毒親育ちには、案外難なく取り入れられる様式が多かったんですよね

驚くべき価値観の大転換

生きていると驚くことにたくさん出会いますが、この短期間での価値観の大転換は予想だにしませんでした

例えば、私が以前、周囲によく言われていたのは、

ウェーイ!
ウェーイ!

もっともっと積極的にたくさんの人と関わらなければならない!

みんなで騒ご★
みんなで騒ご★

もっと外に出なさい!こもっていてはだめ!ひきこもりは不健康!

こんな感じでした

言われるたびに「またか…」とうんざりしながら、私の生活スタイルの否定が終わることをひたすら願いながら、話の終わりを待っていたものです

しかし。このような種類のしなければならないという強要は、今やまったくなくなりました

そうですよね。人と会うな、家にこもれ、という真逆の号令が世界中にだされているのですから…

コロナ禍で、旧価値観から解放された毒親育ち

私のように、かつてこのような「しなければならない」に苦しめられていたけれど、コロナ禍以降、その苦しみからは解放されたという方、実は少なくないのではないでしょうか?

ほんとにあんまり大きい声で言えないんですけれども、もしかして、新型コロナウイルスが蔓延して、世界の価値観が変わって以降、そこで推奨される生き方の方が生きやすい人、私の他にもいるんじゃないでしょうか?

毒親育ちにとっては、制限のかかったコロナ後の世界では、これまで消耗し続けていたパワーが温存されて、自分の強みを発揮できる場面が少なくないかもしれない…

こんな風に思うんです

コロナ禍の中で、自分自身の実感からこの記事を書いてみました。

読んでくださったあなたは、いかがですか?

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