うつ病夜型人間が、「朝散歩」で、朝から元気に生活できるようになった話

生きやすさの獲得

私は夜型人間です。うつ病になってからは、よりいっそう夜型になってしまいました

しかし、現在は、朝に起床して、午前中から元気に活動しています

同じ人間とは思えないくらいのものすごい変化だと思いませんか?

どうしてこのようなことが起きたのか?というと、

「朝散歩」を毎日の習慣にしたからなんです

私が朝散歩を習慣化して、得られたことを一覧にしてみます

  • 朝から元気に活動できるようになった
  • やる気がわいてきて、できることが増えた
  • 前向きな気分でいられる
  • 体力がついた
  • 体重が減り、体がひきしまり、ダイエットができた

こんなにたくさんのいいことが起こりました!

方法は、朝に近所を散歩するだけ。お金も手間もかかりません。

この記事では、得られたたくさんの良い変化と、その経過をくわしく記していきたいと思います

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朝散歩との出会い

数年前。

私は、持病のうつ病の悪化や、身の回りで起きた辛いことが重なり、ひたすら家にこもり、横になるだけの日々を長く過ごしていました

ある日、何気なく見ていたYouTubeで、精神科医YouTuber、樺沢紫苑先生の動画をみつけたんです

樺沢紫苑先生は、(私は後から知ったのですが)、精神科医の立場から、現代を生きる人間のストレスや心理などを説いた本を多数執筆されています。

それらを出版する度、数十万部の売り上げがあるというベストセラー作家でもあります。

↓こちらの著書にも、朝散歩の効用について詳しく記されています

YouTubeには、朝散歩に関する動画がたくさんありました

樺沢先生は、朝散歩によるメリットがどれほどあるのか、ということを定期的に説いています

動画や著書で語られている、朝散歩で得られるメリットをまとめると、

  • 朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされる
  • セロトニン※が活性化される
  • うつ病ややる気の低下に効果絶大

※セロトニンとは:ヒトではドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをするほか[6]生体リズム・神経内分泌・睡眠体温調節などに関与する。(Wikipediaより)

朝から元気に活動できる大切な要素がたくさんつまっていますね。

最初は半信半疑でしたが、でも、

  • 午前中に外を歩くだけという簡単さ
  • お金も手間もかからない

このとっても手軽な朝散歩で、今の自分が少しでも良い方向に変われたらいいな、と軽い気持ちで取り組み始めました

私が朝散歩でどう変わっていったか?

ここでは、朝散歩による私の変化を、開始から現在まで、順番に記していきたいと思います

窓辺で寝転んで、午前中の日を浴びるだけ

(続けた期間:一年くらい。日を浴びられないときは中断)

最初の頃は、うつ病の悪化により、家で横になる状態が続いていたため、外を歩くことなど、とてもハードルが高くてできませんでした。

そこで、せめて家で午前中の日を浴びてみようと思い、午前中、日当たりのいい窓辺でゴロゴロしてひたすら日を浴びていました

日を浴びることすら辛くてできない時もありましたので、その時はすべてお休みです

数分だけ外を歩く

(続けた期間:約数か月間

午前中の日を浴びるのがすこしずつ習慣化されると、気分が上向いてきている気がしました

ある日、「今日はもしかして、外を歩けるかもしれない」と思い切って外に出て、ほんの数分だけ家の周りを歩きました

たった数分なのですが、とても長い時間に思えました

そしてぐったりと疲れます

しかし、日を浴びながら外の景色を見ることや、空気がとても快く、いい気分になりました

横になりながら窓越しに見る景色とは、クリアさや美しさが段違いです!

たった数分の出来事ですが、外を歩くことでいい気分を体感できたことが成功体験のようになったおかげか、

翌日からも、引き続き数分ほど、家の周りを歩くことができるようになりました

散歩コースを作り、10分ほど歩けるようになる

(続けた期間:約半年間)

その後徐々に歩く時間と距離は伸び、1日10分ほど外を歩けるようになったので、10分くらいで歩ける散歩コースを決めて毎日歩いていました

この散歩コースを選んだ理由は「ワンちゃんがたくさん散歩されている道路だった」からです(笑)

たまにこちらに寄って来てくれて、撫でさせてもらえたときは、幸せな気分がますパワーアップです!

1日10分の朝散歩習慣を毎日続けていると、思いがけない変化が訪れました

それは、体重が減ってきたということです。

年齢を重ねるごとに太りやすくなっていたのですが、朝散歩の継続によって、体重が減り、徐々に体型が締まっていきました

思いがけず健康的なダイエットに成功したんです!

そして、体力もつきはじめ、それと並行するように、前向きな気持ちや気力が湧き始めました

  • 体を起こすことのできる時間、動ける時間
  • できることや
  • 何かをやってみたいという意欲

これらが、少しずつ増えてきたのです。

自分の体と心に起きる様々なポジティブな変化がうれしくて、朝散歩を続ける大きなモチベーションとなりました

起床後すぐ、20分ほどのコースを早歩きする

(現在)

現在は、朝起きて身支度をさっとした後、すぐに外へ出て、速足で、20分ほどのコースを歩いています

朝日を全身で浴びながら、さくさくと歩きます

体重もベストをキープできていますし、体力も付きました

そして散歩の後は、朝から脳が活性化しているおかげか、午前中から、家事や趣味に意欲的に取り組めています

朝散歩のことを知らずに、ひたすら家で横になっていた時とは別人のような生活になりました

毎日朝日を浴びながら外を歩くだけで、こんな驚くような変化の数々が、私に訪れんです!

主治医(心療内科医)も朝散歩は心身にいいと言っていた

私のこの変化に、心療内科の主治医は驚いていました

私は、YouTubeで朝散歩のよさを知り、実践していることを話すと、主治医は深くうなずきこう言いました

「確かに、朝日を浴びながらウォーキングするというのは、うつ病の改善にも、とてもよい効果が期待できることなんだよ」

主治医曰く、

午前中、特に午前9時までの太陽の光を浴びながらの散歩というのは、メンタル不調の改善にとても効果的なのだそうです

樺沢紫苑先生と、心療内科の主治医、専門家2人が同じ内容を言っていたということは

「朝散歩は生活改善に効果がある」という話は、医学的にも信ぴょう性があるということを、改めて確認できました

できることから始める、マイペースで行う

このように、私は朝散歩を継続したことで、以前と比べて別人のように、毎日を意欲的で前向きに過ごせるようになりました

朝散歩。とても手軽でいい方法ですが、うつ病などのメンタル疾患を患っている方には、決して無理はしないでほしいです

主治医とよく相談しながら、なにより自分の心身と相談して、無理なくできることから実践することをお勧めします

私もしばらくの間は、部屋に寝転び、窓越しに日を浴びるので精いっぱいでした

うつ病は、常に大きな疲労が精神にのしかかっているような辛い状態です。日々を生きるだけでも大変な負荷がかかっています

決して無理はせず、今の自分ができることを少しだけ積み重ねて、焦らず時間をかけてほしいです

私もここに来るまでに、年単位の時間を要しました。

「朝散歩なんて、そんなこと自分には到底無理だよ」

そう思っている方。よくわかります。私も最初はそうでした

もしも、少しでも興味がわいたのなら、「今自分ができることからやってみる」ことをおすすめします

今はとても動き出せないけど、いつかやってみたい。

そんな気持ちを持つだけでも、すでにそこに向けて、動き出していることと同じです!心が準備運動をはじめましたよ

以上が、朝散歩で、心身が驚くべき変化を遂げた、私の体験談でした

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