搾取から身を守るためにできることとは? その1「自覚をもつ、そして離れる」

毒親育ちと搾取

前回の記事では、搾取から身を守れる人のエピソードを目の当たりにして、それに違和感を持ってしまった自分にびっくりした(‥「まだ、自分の体内には搾取根性が残ってるの?」というびっくり)という記事を書きました

この記事では、毒親家庭に生まれ育ってしまったことで、いやでも搾取根性がしみついた(私のような)人が、

搾取から身を守るため・これ以上搾取の被害にあわないためには一体何をすればいいの?

私がこれを模索しそして実際に実践や心がけをしてみて効果を感じたことを書いていきたいと思います

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「自分は搾取されやすい」という自覚 をもつ

自分は毒親家庭に育ったことで、搾取が身近になってしまっているため、
うっかり搾取されやすい人間だ。

このことをまずしっかりと自覚することは、搾取から身を守るための第一歩だと思います

私は毒親育ちのために、搾取が哀しいくらいに身近でした。

毒親家庭で培われた搾取体質が、家の外でどのように発揮されてしまうかというと‥

特に心が弱ってボロボロのときや疲れているとき、不安で仕方がなくなにかにすがりたいという思いを抱えているときなどの心身がマイナスに傾いているとき

たまたま出会った人や団体などに、無防備に不必要なくらいに、自分を開示してしまうんです。

「私を開示します!さらけだします!だから、助けて!よりかからせて!」という態度をとってしまいがちでした

その開示した相手が運悪く搾取体質だと、一時の安らぎと引き換えに、相手や団体や考え方に振り回されたり、時に自尊心を踏みつけられ、エネルギーを削がれてしまったり‥

そして「あ、またやってしまった」と気づいたころには精神や体はますますクタクタ・ボロボロになっている、という状態でした‥

でも、現在はこのような被害にあうことはほぼなくなったんです

なぜかというと、これまであまりにも搾取されっぱなしだったので、改めてこれまでの自分の失敗パターンを思い返したんです↓

毒親育ちの私には搾取があまりに身近すぎて、

搾取を容易に受け入れてしまいがちだなぁ‥

特に、心細かったり不安が強い時には、

搾取体質の人や団体のに自分からいっちゃうんだよな‥

そうすると、自分の大切なもの(エネルギーや自尊心など)をどんどん奪われてしまう。

このように改めて自分のこれまでの行い・失敗を省みることで、

「自分は搾取されやすい」という自覚を、嫌でもしっかりと持つことができました

自覚を持った後は、搾取体質っぽい人や団体に出会うと「これは搾取のにおいがする」としっかり警戒したり、

出会ったばかりの人に自分のことをどんどん開示するような、無防備な行動を取らなくなりました

そうすると、結果的に搾取される機会は激減したんです

ごくたまに、うっかり搾取の憂き目に遭ったとしても、気づいた時点で不快感や怒りを表明したり、搾取の場からさっと距離をとることができるようになりました

毒親家庭で生まれ育った人というのは、搾取されることや人に粗末に扱われることが当たり前の環境だったため、その延長で、容易に自分の大切なものを差し出してしまったり、そして人に踏みにじられても耐えてしまいがちです

でも、自分のそんな搾取され体質・搾取慣れ体質をしっかりと自覚することで、外で出会う人やものごとに対しては警戒心を持ち、適度な距離を取って間合いをはかりながら接することで、やすやすと搾取されることを防ぎ、搾取から身を守ることができるようになってきました

出会う人やものごとにいちいち警戒心を持つ、という姿勢にはすこし悲しさを感じますが‥

それでもこれまでのように丸腰で自分を開示し、そんな自分をなめてかかってくる搾取人間にしぼりとられ続ける人生なんて、もううんざり。嫌ですもの!

大切な自分や自分の持ち物を、人にやすやすと明け渡し、踏みにじられるのはもう二度とごめんですよ‥

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搾取してくる人からは離れる

搾取から身を守るためには、

  • 搾取体質の人間がいない、安全で心身が落ち着ける場所に身を置く
  • 搾取人間から離れる

こともまた大切だと思います。

搾取され体質が身に染みていると、「人から奪う事が当然である人間」と一緒にいると、まるで呼吸するかのように搾取人間に近づき、そして搾取に身を任せてしまうことがあるんですよね‥

私の体験からいいますと、上でも挙げたように、心が弱っていたり疲れていたり、誰にも頼ることができなくて心細いときなどに、出会ってしまったそんな人や団体にフラッと吸い寄せられるように自ら行ってしまいがちでした

「私のすべてを投げ出すので、お願いします、よりかからせてください!」という行動を自ら取ってしまうんです

そしてこうして、自分で自分を投げ出すような、自分を積極的に粗末に扱うような人間というのは、たいてい捕食者に粗末に扱われ下に見られ、搾取の餌食となってしまうんです‥

そうならないためにも、搾取体質の人や場所には近づかない、「ちょっとこの人(団体)危険なにおいがする」という予感があったら、すみやかに距離を取るのが大切です

余談:搾取体質人間の見分け方

それでは、搾取体質の人や団体の見分け方はあるのかな?というと‥

「第一印象でちょっとこの人だめかも‥という直感は、結局割と当たっている」という言葉、よく耳にしますよね

「ぱやぱやくん」さんのポストには、いつも様々な気づきや学びを頂いています!

恐らく人には、これまで会った人間のデータベースが脳内にあって、人と会ったその瞬間。その目の前の人がどんな人か?ということを一瞬にして解析し、

そして「これはやばい人だ」と判断した場合、第一印象の違和感として、自分に対して、内部から警報を発するという能力があるのだと思います

その直感を大事にすることが大切です

長く搾取されてきた人というのは、搾取人間の行動パターンの膨大なデータベースが脳内にあるわけですから、きっとそのデータの蓄積が、第一印象の微妙さという形で、「この人(団体)やばいよ!離れて!」と内部から警告をしてくれているのでしょう

実際、私もこれまで、第一印象があまりよくなかった人に対して、「いや、付き合ってみればいい人だよきっと‥」とその第一印象を押し殺して関わり合ってみると、

結局、振り回されたりもやもやする言動があったりと、気持ちいい関係性ではいられない人だった‥ということが多かったです

直感あなどれないです

‥長くなってしまったので、その2に続きたいと思います。

その2では、引き続き、搾取から身を守るために、有効だったこと

①搾取から身を守るための知識を持つこと②自己肯定感や自尊心は自分を守る盾や鎧。それらを強化するために、自分を大切にする体験を積んでいく!ということについて書いていきたいと思います

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