毒親育ちは搾取されやすい。

毒親育ちと搾取

毒親がマルチや宗教が大好きなその理由を、この記事で書きましたが‥

そんなカルトやマルチが大好きな毒親がつくった家庭で育った毒親育ちは、普通家庭に育った人と比べると、嫌でも搾取がとっても身近なものになってしまいます

毒親家庭では、毒親が絶対であり、毒親の言うことやされることに絶対服従であることが多いんです

毒親は、子が幼い頃から、子を暴力や恫喝で無力化し、「親に従わないと、とんでもないことになる」と無理やり思わされて生きているからです‥

毒親家庭では、子供は毒親から境界線を踏み込まれ、侵入され、大切なものを馬鹿にされたり、簡単に奪われることに対して拒否ができず‥毒親にされるがままです

だって生まれ落ちた場所で生き延びるためには、毒親にしがみつき、毒親のいいなりにならなければ、自分の命は守れなかったのですもの‥

こんな毒親家庭に不運にも生まれてしまった人は、自らの意志を粗末にされること、勝手に奪われることなどがあまりに身近だったため、悪い意味でごく普通のことだ慣れてしまい、

結果、搾取されやすい体質となってしまいます‥

この記事では

  • 毒親家庭で「搾取されやすい体質の子」が育つ過程
  • 搾取子・搾取され体質、であったわが毒母についてー搾取されてきた人は、搾取する側になった

こんなことを書いていきたいと思います

スポンサーリンク

毒親家庭で「搾取されやすい体質の子」が育つ過程

毒親家庭というのは、毒親が絶対。

毒親は、暴力や親の権力を悪用するなどして、子からいろんなものを奪います

そんなひどいことが、ごく当然のように日常的に行われています

毒親が子からなにを奪うか?というと‥

  • 子供のエネルギー
  • 時間
  • 自尊心
  • (子が成長したら)子供が稼ぎだしたお金や購入したものなど

有形無形問わず、このように、子供が生きる上でとっても大切なものを、我欲を満たすために簡単に奪ったり、時にストレス解消などの下らない理由で、否定や罵倒をしてぐちゃぐちゃにします。

毒親が「あんた(子)の持ってるこれほしい!」と思ったら奪う。

毒親が「こんなのくだらない!いらないだろう!」と思ったら奪って捨てられる。

これが、毒親家庭のごく普通です

そんな地獄のような場所に運悪く生まれてしまった子は、少なくとも自立して毒家庭を出るまでは、毒親に、毒親家庭ルールに、強制的に従って生きることしかできません。

こうして毒親・毒家庭に長年従い続けて生きていると、

やがて毒親にとっての当然=誰かに自分の大切なものを奪われること、というのが、ごく当たり前のこととなってしまいます…

なぜこんな悲惨なマインドになってしまうのかというと、

自分の大切なものを突然親から奪われ、馬鹿にされ、捨てられるようなことが日常だと、それにいちいち怒りや悲しみを感じていたら、生きることなんてできません

そのため毒親家庭に生まれた子は、その環境に適応して生き延びるためには、奪われ踏みにじられて辛い・悲しい、という、自分の本当の感情を出ないよう、必死に感情を抑え続けるしかなかった。

嫌でもなんでも、感情を封印し、毒親のなすがままにされる。

毒環境にこうして無理やり適応するしか、生き延びる方法がなかったんです

こうして、毒家庭で生き延びるため自分の本心を抑えているうちに、

やがて

毒親育ち
毒親育ち

自分のものなんて、奪われたり捨てられたりするなんて当たり前のこと

毒親育ち
毒親育ち

自分が持っているものなんてぜんぶ下らないんだから、

親に罵倒されたり捨てられてもしょうがない

こんな哀しいマインドが身についてしまうのです

しかも厄介なことに、この悲しい搾取マインドは、大人になっても、毒親育ちの心身からそう簡単には離れてくれません。

毒親家庭で生まれ育ち、搾取マインドが身につくと一体どんな人間になるのか?
わが毒母を例にとって見てみたいと思います

スポンサーリンク

搾取子・搾取され体質、であったわが毒母ー搾取され続けてきた人は搾取する側になった

我が母はゴリゴリの搾取子でした

自分の親(わたしにとっての毒祖母)を絶対視して崇め、エネルギーや時間や自尊心や自分の本当の気持ちや‥そんな母が持つ何もかもを、毒祖母に貢物のようにせっせと捧げているような人生でした。

しかし‥猛毒祖母は、母が何をどんなに貢いでも、決して満足してくれません

そんな毒祖母に対して、わが毒母は少しも疑問を持つことなどなく、どんどん搾取の深みにはまり‥自分の人生を毒祖母に貢ぎ続けることに費やす、という残念な生き方を、いつまでもいつまでもしていました

そんな、搾取子としての残念人生を送ってきた毒母の特徴のひとつは、前回の記事で書いたように、宗教やマルチなどが大好きで依存体質なことです

自分が生まれ育った毒親家庭に似ている人や団体(個人の時間や自由や考えやお金などを拘束したり、声が大きかったり人を集めるのに長けている人や団体)に親しみを持つようで、そういうのをあれこれと探しては傾倒してどっぷりはまっていました

親がこういう搾取され体質・なにかに依存する性質だと、幼い子はそれを決して他人事で済ますことができません

子も親と共に、宗教やマルチに関わらされたり、その渦に巻き込まれてしまいます

それだけではなく、毒親というのは子との境界線がなく、子を「自分の所有物」とみなしているので、時に子供のことを、自分がほめられるための貢物として利用します

こちら↓は、毒母が、子供の頃の私のエネルギーを、毒母が当時夢中だったマルチの貢物にした話です‥

子供の頃、毒母に「マルチ商法のテーマソング」をむりやり作らされた時のこと
毒親は、自分の子供のことをまるで「自分の欲を満たす便利グッズ」のように平気で利用します。小学生の頃、ピアノをやらされていた私は、”母が依存していたマルチ商法支部のテーマソング”を作ることを強要されたときのエピソードを書いていきたいと思います

搾取されてきた人はやがて、搾取する側になる

毒母の生きてきた痕跡をたどると、

毒家庭に生まれ育ち、毒親から奪われたり、毒親に自分の大切なものを貢ぐことが長年当たり前になっている人がそのことに少しも疑問をもたずに生きてきてしまい(ここ重要)

やがて大人になり子を持つと、

自分の子供に対して「お前もアタシに貢げ!捧げろ!それをよこせ!」アタシがやってきたようにお前もやれ!、と、子の持ち物を奪ったり、親に差し出すことをナチュラルに強要するようになることがわかります

奪われ続けた人が、そのことに疑問を持たずに生き続けてしまうと、やがて奪う側になってしまう。

親から子へ、そのまた子へと悲惨な搾取が続いていく。

我が母の生きざまをトレースすることで、そのことを嫌でも確認することができますね…

続く記事では、

  • 搾取が身に染みてしまった毒親育ちは、「自ら搾取を望むかのような行動」をとってしまいがち

ということについて、書いていきたいと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました