搾取

中学生の私は、友達付き合いも部活もせずに毎日家にまっすぐ帰っていました。そうすると毒母が喜ぶからです。中学生活で得られる様々なものを投げ捨て、毒母を喜ばせることを最優先する哀れな毒親育ちの話です

幼い頃から毒親に利用され、ボロボロに疲れた毒親育ち。あろうことかその姿を「怠け者だ」とののしられるという悲劇。しかも毒親からだけではなく、学校の先生など外部の大人からも「怠け者だ、ダメな子だ」という烙印を押されてしまいがちなんです‥何という理不尽。

子供が大人になると、毒親はまるで「今まで苦労してお前を育てた分、たっぷりしぼりとってやる！」と意気込んでいるかのように、成長した子供からお金・エネルギー・スキルを奪い、利用しようと子に襲いかかります。成長した私から様々なものを要求し奪い続けた、わが毒親エピソードをご紹介したいと思います

毒親は、どうして毒親になったのでしょう？一人の猛毒親である私の父の一生を振り返ることによって、毒親の作られる条件や環境を見ていきたいと思います。また彼が持っていた性質である、サイコパスについての考察もしていきます

毒親は、「子からの搾取」という甘い蜜の味が忘れられず、いつまでもやめられません。子からの搾取は、依存性があり離れられないほどの味なのでしょう。しかしそれは、子の成長前の脳や身体、精神を吸い尽くすという恐ろしい行為でもあるのです