父親の悪口を子供に言い聞かせる母親 その2「お母さんはお父さんにいじめられてかわいそう、私が味方にならなくちゃ」

毒親育ち

父親の悪口を、小さな子供にたれながす母親について。

その1では私の実体験を文章にしてきました。

こちら↑↑↑のその1では、

  • 不機嫌・無視や暴力‥家で暴れる毒父の行動。これが「母のぐちや悪口の元」となる
  • 父の愚痴を、長年私にたれながし続けた毒母

ということについて書いてきましたが、

続きであるその2では、

母から「父の悪口」を聞き続けた幼い私は、どんな子供だった?

ということを書いていきたいと思います

スポンサーリンク

母から「父の悪口」を聞き続けた幼い私は、どんな子供だった?

父は悪い人間だ=悪い人間から生まれた私も悪い人間だ、と思うようになった

母は父の悪口を、私が幼い頃から、大量に浴びせかけました。

彼女は果たして気づいていたのでしょうか‥彼女が悪口をいいまくる彼女の夫とは、私の父でもあったということを

私にとっては血を分けた人間、自分の源となる人間である父親が、どんなにおかしくて暴力的で自己中で嫌な人間かということを、どんどんどんどん聞かされるということです

私は、母からの父の悪口を聞き続けるうちに、父は悪い人間だという思いが自然と私の中に蓄積していきます

それと同時に、そんな悪い人間(父)の血が流れている私も、悪い人間なんだ‥と自己否定の思いが知らず知らず芽生え、私の心深くに根付くようになりました。

毒親家庭では、子供の自己肯定感を様々な方法でガリガリと削いでいきますが、母が父の悪口を言い聞かせる、というこの方法も、私から自己肯定感を削ぐツールとして、いかんなくその力を発揮していました

「私は、父にいじめられてかわいそうな母を助けなければならない」と思い込んだ

いつも一生懸命に、父がいかに悪い人間か?ということを話す母のことを、私は、お父さんにいじめられたかわいそうな被害者だと思い込みました

そして幼いながらに、

私は、悪い父にいじめられる可愛そうな母を助けなければならないんだ‥

そんな決意のようなものが芽生えていたんです。

でもいま考えると‥

幼い子に一方的に「あたし悪くない!悪いのはお父さん!おかしいのはお父さん!」と叫びつづける母って果たして本当に一方的に被害者かないう疑念が普通にわきますけれどもね…

でも、幼い私にとっては、日々の母からの訴えのボリュームがものすごすぎて、そのボリュームに屈し、必然的に、心は母の味方側につくようになってしまったんです

でも‥今改めて彼らの言動を思い出すと、どちらか一方が悪いということはなかった。

彼らは2人とも自己中心的、互いを思いやる心ゼロ、いつも自分自分!と自分の主張を相手にぶつけてばかりだったんですよね

そんなある意味似た者同士の二人が夫婦になり、いつも同じ家で顔を突き合わせるわけですから、そりゃあいがみあう日常しかないわな‥と思います

ガウガウガー!

喧嘩っ早いタイプの犬がそれぞれ二頭散歩中、運悪く道路で出会ってしまうと、歯を剥き出してわんわん!ガウガウ!とやりますよね?

我が毒家庭ではうるさくてけんかっぱやい犬二匹が一緒に暮らして常にガウガウしているようなものだったんですが‥幼い私にはそんなことには気づけなかったんです。

悪いのはお父さん。かわいそうなのはお母さんなんだ、と、毒母の長期間の刷り込みによって、単純に思いこんでしまったのですよね

自分の思いやぐちを人に言わず、内にため込むように人間になった

もともと私は母と違い、人に愚痴を聞いてもらいたい!という性質ではなかったのかもしれません。

母のように、思ったことや出来事を、まわりに「聞いて聞いて!」ということが苦手でした

でもこの性質ははもしかして、人の悪口や愚痴をじゃんじゃんたれながす母を見てきて、幼いながらに思うところがあり、母のように周りの人にネガティブな言葉を大量に吐き出す人間にはなりたくない、という思いが知らないうちに心に芽生えていたため、だったのかもしれません

私は、母と違って愚痴を人に聞いてもらうということを避けて、悩みや苦しみを誰にも言わず、内部にためこむ子になりました。

悩みや不安を母に言ったところで、「そうなの、あたしなんてね…」と結局母に会話の主導権を奪われ、結局母の愚痴劇場になってしまうパターンが多かったため、「どうせ私の言うことなんか誰も聞かないよね‥」という諦めもありました

この性質を持つと、不満や不安などを言葉にして外に出す、という心の適度なガス抜きができず、自分の限界まで抱え込んでしまいます。

そしてあるとき、我慢に限界がきて大爆発を起こしてしまうんです‥

とつじょ爆発する私の姿を見て、周りは驚きます

突然大声出してどうしたの?

今までそんなそぶりを見せなかったのに‥!

愚痴や思いを長年ためこむことに限界がきてしまい、とうとう爆発した私の姿は、この人突然暴れてどうかしてしまった、と驚きをもって見られていたのでしょうね。

スポンサーリンク

さんざん愚痴を言った後、自分の行動を必死で正当化しはじめる毒母

幼い私が、父にいじめられているかわいそうな母のためにできること、

それは、父の悪口を一生懸命言う母のいう事を聞いてなぐさめることと、父を嫌うことだ。

母のグチをいつも真剣に聞かされていた私はそう悟り、母と共に、父の悪口を思いつくままにたくさん言いました。

そうすると・・

毒母はこれまでの悪口一辺倒の態度から変化し、なぜか父のことを妙にかばいはじめたり、なんと私のことを悪者扱いしてくるんです‥

行動に一貫性なさすぎない‥?

お父さんの悪口言っちゃだめよおぉ!と私を責め始める

私が母に合わせて、父の悪口を言い続けていると、母はあるときからなんか変なゆがんだ笑顔を浮かべながら

あらぁ、あなたのお父さんなのに、そんな悪口いっちゃったらお父さんかわいそお!

まるで私が父を悪く言い始めたかのように、私を諫めだすんです

「あたしは”子供に夫の悪口言っちゃだめ”って知ってるの!」と叫ぶ

それだけではなく、

あたしはね、「夫の悪口を、子供にいっちゃいけない」ってちゃんと知ってるのよ!

母は愚痴の合間に、こんなセリフをよくはさんでいました。

ね、わけがわからないでしょう?

やってはだめだとわかっていながらも、それでも夫への嫌悪や悪口は止まらず、目の前の娘にたれながす。

「あたし、これがだめだってこと、ちゃんと知ってるんだから!」という言葉さえ吐けば、罪から逃れられるとでも思っていたのか‥

悪口を言う。でも、悪口はいけないことだ、と同時に言う。

わけがわからない‥

こんなダブルスタンダードを同時に押し付けられた幼い子供はそれはもう、とっても混乱します。

父は悪くて嫌な人なんでしょ?そう言ってたじゃない。
だから話を合わせてたのに。

急に「お父さんの悪口を言ったらだめ、それはだめなことだ」って‥

どういうことなの‥?

毒母の奇妙で矛盾だらけの言動をまとめると・・

  • 「お父さんは嫌な人間だ!」と父の愚痴や悪口を日常的に娘に聞かせてるのに‥
  • でも、母が父の悪口を子供にいうことや、子供が父の悪口をいうことは、本当は「だめなこと」らしい。
  • それを母はちゃんと知っている!と主張してくる。
    でも、その「だめなこと」を、母は私に対して日常的にし続けているんだよね

どうですかこのカオス?

この意味不明なダブルスタンダード、子供に理解や処理ができるわけはなく、(大人だってこんなことすっきり整理して受け止めることは不可能ですよね)幼い私は混乱の極みでした。

人間って、わけがわからない、めんどくさい存在だな‥

母のいう矛盾を、私は一体どう受け止め、信じたらいいのかわからない‥

母が発する矛盾たっぷりの言葉の洪水に理解が及ばず、混乱の中を生きていかねばならなかった、幼い私。

ここで私が得た最も大きな知見とは‥人間というのはとても面倒で理解不能で、できれば近寄りたくない存在だ、ということでした‥

人生で初めて密な関係を築かざるを得ない親という存在によって、人間とは訳が分からず、混乱させられる迷惑な存在だ、という強烈な印象を植え付けられてしまったんですね‥

哀しいことですね

みずから人の醜悪さばかりを見せつけておいて、「あんたもはやく、子供のかわいさ(=人っていいもんだねってこと♪)に目覚めるといいね★」と私に言う毒母‥

思えるわけねえだろ!

逆だよ逆!

人間ってなんてめんどくさくて嫌な存在なんだろう」ってこと、あなたから嫌というほど学んじゃったんだよ!

まだ人生開始まもなくでこれよ?どうしてくれるの?

当時の彼女を、こうどやしつけてやりたい‥

その3では、

父親の悪口を聞かされ続けた私は、やがてどんな人間になった?

このことについて書いていきたいと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました