毒親って、いらないものを送り付けてきませんか?
どう考えてもこれただの不用品でしょ?というものから、一応食べ物の体をなしているけれども「これ全部食べるのなんて不可能だけど?」ぐらいのあほみたいな量の食料など…
私もこれまで、数々のものを毒親に送られうんざりした経験を持ちます。
いらないから何も送るなときつくきつく言い聞かせ続けた今、やっと送り付け行為は収まっているのですが、いつ復活するかは毒親のみぞ知るです
この記事では、
- かつて毒親から送られてきた迷惑な物たちの記録
- どうして毒親っていやなものを送ってくるんだろう?ということを考察
このことを記していきたいと思います
毒親から送られしものたちの記録
毒親から私へ、これまで送られてきたものを記していきたいと思います。
食料編
毒親に送り付けられた食料として、何といっても思い出深いのは米数十キロ分です
しかもこれ、ただのコメじゃないんですよ?
新米のシーズンに、虫の湧いた古米を何十キロ分もどさっと送り付けられてきたんです
これってどういう意味か分かりますか?↓↓↓
おいしい新米が食べたいけど、古い大量の古米(虫が湧いている)が余ってるなー
大量すぎて捨てるのも面倒だし、これどうしよう…
そうだ、娘にプレゼントしよう★
(=無理やり送り付けて食わせよう!)
こんなからくりです。娘へのプレゼント★というきれいな理由をつけていますが、単なる娘への大量の生ゴミの押し付けってことです…
ね、最低でしょう?
他には食べかけの食べ物が届きました。受け取って小包を開けた瞬間言葉を失いました。
おそらく一口食べて「口に合わなかったからあいつに送ったれ!!」と送り付けたのでしょう。なんと食べかすや丸められた個包装のゴミまで丁寧に同梱されていました。
ここまでくると、人としてどうかって思いますよね。
他にもリンゴが何十個も入った大箱、漬物が大量に入った詰め合わせ、太いようかん5本。ちなみに私は夫と2人暮らしです。
娘がどんな暮らしをして、どんなものを送ると喜ぶかということは微塵も考えていないということが、この品物チョイスでわかりますよね
モノ編
食べ物以外で送り付けられてきたもので一番多かったのは、食器です。
もちろん新品とか娘のために選んだものとかじゃないですよ。
長く使われていないでかかったり奇抜な色や形をしていて使いにくかったり、もしくは使うのに飽きて、長年食器棚を占領していた古くて使いにくくて汚いものばかりです。
それから重い鍋やシーツ・バスタオル。これらは恐らく昔の結婚式の引き出物などでもらったものの、趣味が合わないけど処分がめんどくさいから物置に放置されていたものです。
このように古くほこりをかぶった物たちが大量に送られてきました。
もしこれがいま現在の出来事でしたら、毒親から押し付けられたものなんてノールックゴミ箱ダンクシュートを即で決められますが、当時の私は親からもらったものを捨てるのに大きな罪悪感があったため、せまいアパートにたくさんしまい込んでいたんですよね…
ちなみに邪魔にならない贈り物ナンバーワンである現金は、一度たりとも送られてきたことはありません。
恐らく現金は溺愛妹一家にオールインしているので、私に送り付ける金は一銭もないのだと思われます
毒親はなぜ、いらないものを子に送り付けてくるのか?
毒親はどうして、子供にいらないものを平気で送り付けてくるのでしょうか?
その理由を考えてみたいと思います
あたし、「子を思ういいお母さん」がしたいの!
大昔のヒット曲にあったんですよね。ふるさとの親から送られてきたものから季節の香りがした…ああふるさとに帰りたい。という歌が。
彼らはそれをやりたくてしょうがなくて、形だけ真似しているんだと思われます
荷物を送り送られ。喜ぶ子、感謝される親。
そんなすてき親子、自分もやりたーい!
子供に荷物を送ってあげる、いい親やりたーい!
でも奴らはこれまで子に寄り添ったことなんてないために、子が本当に欲しいものなんてわからないんですよ。
そのため、不用品や虫が湧いた米などの世界で一番いらないものばかりを送ることしかできないんですよね
一方で、毒親育ちの子供は、長年の毒親との隷属関係により、親からされたことを否定や拒絶することが難しくなってしまっているんです。
いらないものだけど、きっと親は自分のためを思って送ってきたんだよね…
こんな風に、毒親より押し付けられる悲惨な事実を良いほうにとらえようと、無理やりアクロバットポジティブ解釈をする癖がついています。
いらない小包が届くと、受け取るだけでなく、「ありがとう、届いたよ」というお礼の連絡まで律儀にしてしまう。
子によるアクロバットポジティブ解釈&行為によって、「あら、私が贈ったもので娘が喜んだわ!娘を喜ばせる私ってやっぱりいい親なんだわ!」
こんなふうに毒親の行為を正当化させてしまい、毒親はますます増長、そして毒親によるいらないもの送りという行為は延々と続いてしまうんです…
ゴミに「娘への贈り物」という美名をかぶせて、不要品を捨てる罪悪感や面倒をすべて娘に押し付ける
我が毒親は70代。彼らの年代は物を捨てることに大きな罪悪感を抱いています。
どんなゴミでも押し入れにしまいこんで捨てることができない。おそらく戦後間もなくの物不足の時代を生きた悲しい名残なのだと思われます。
ゴミのため込みは勝手にやってくれてればいいのですが、そうはならなんですよね。
狭い家にものをためこみつづけると、当たり前ですがやがてあふれかえってきてしまう。でも捨てるなんて罪悪感が刺激されてできない。すると。
ここで毒親の正当化トンデモ思考が発動するんです。
- そうだ!娘に押し付ければいいんだ!
- あいつに送り付ければ何でも文句言わないで感謝して受け取るし、なにより不用品を処理する罪悪感も抱かなくて済む。
- しかも。これは不用品を送りつけているのではない、「娘にプレゼントしている」んだ!あたしは娘にいいことをしてるいい母なんだぁ!
毒親はこのように、真の姿は子にゴミの押し付けをする毒親のくせに、娘にプレゼントするいい親と見事に脳内できれいに書き換え、自分の行為を正当化してるんです。
子にごみを平気で押し付けるようなタイプの毒親というのは、自分で自分の汚く醜い部分を直視せず、すべて娘などの他人に押し付け、それを正当化してしまうという態度が何をするにもすっかり身についているんですよね。
いい年しても自分で自分の汚れやケツさえぬぐえず、汚いものはすべて子供に押し付ける。そんな残念な自己正当化クソ人間に仕上がってる証拠なんです。
子に汚いものを押し付け続け、そのまま死に逃げできれば毒親の勝ちですが、もしも娘がこのおかしな構図に気づいて反発をはじめてしまったら。
贈り物を拒否されるだけではなく、子供にぶちぎれられ、逃げられ責められる、場合によってはネットに悪行を書きたてられ世界的に大恥をさらされるという仕返しをされるリスクがあります。
この記事を読んでる毒親さん、自分のずるく薄汚いマインドを子にいいように押し付けたまま人生逃げ切れるといいですけどね、気づいた子供にこんなふうにすべてを暴かれネットに悪行を事細かく書きたてられるリスクがありますよ!
そもそも毒親は、子供のニーズを全く把握していない(する気がない)
毒親は子供が幼い時から、子供は何を考え、なにが好きなのかな?なんて考えもしません。
子供の気持ちや考えていることに、寄り添わないんです。なぜかというと、彼らは自分のことで手一杯、子供は自分の付属物や道具くらいの認識しかないんですよね。
自分の道具に対して「何が欲しいのかな?」「何が好きなのかな?」なんて思いをやることなんてありませんよね。この姿勢が基本にあるために、子に送る荷物を選ぶときも、子のニーズとは大きく外れたものしかチョイスできないんです
子に寄り添わないまま長い年月が過ぎ、子が大人になって独立するくらいの年齢になると、すでに子供の好みや考えなんて他人以上に何にもわかってないんじゃないでしょうか?
水ぼうそうとティーンズエロ漫画の思い出
毒親はどれだけ子のニーズを把握しないどころか、子に微塵も興味がないのか。
そのことを痛いほどよくわかった出来事があります。
それは、私が小学生の頃、水ぼうそうにかかったときのことでした
学校への出席はしばらく停止になったので、その長い時間をつぶすためにと好きな漫画を買ってもらえることになりました。
当時の私はりぼんという少女雑誌が大好きでいつも愛読していたので、きっとりぼんを好きな私を日常的に見ている母は、りぼん関連の別冊や、コミックスを買ってきてくれると期待してたんですよね!
そして書店から帰ってきた母が手にしていたのは…なんとティーンズ向けのエロ漫画でした。
十歳にも満たない女児にティーンズエロ漫画。
私が愛読している漫画なんて微塵も興味ないし気にもしてないし、そもそもマンガ自体に全く興味のない母は、「漫画なんてどれもおなじだべ!」と内容も確認せずに、店頭に並ぶ漫画、よりによってエロ漫画を適当に手に取って買ってきたんです。
子の日記やかばんはいつも勝手に情熱的に漁るくせに、子の好きなものは全く興味がない母親…
エロ漫画を手にした体中みずぼうそうの私はこの現実を重く受け止めました。
「母は私の好みなんてすこしも知らないし、わかろうともしない人間なんだ」
母の私への無関心が、一冊のエロ漫画によってあらわとなった出来事でした。ちなみにエロ漫画はページを一切開くことなく、後日近所のお姉さんが欲しがったのであげてしまいました
子のニーズに興味がない毒親が送るものは、いらないものに決まってる
「毒親 いらないもの 送ってくる」で検索すると同じ経験をされている方の体験談であふれていて、本当にたくさんの人が毒親からの要らない荷物送り付けをされていることに驚きます。
毒親はいつだって自分中心。そもそも長年子供の気持ちに寄り添ってくれることがなかった人に、成長した子供のニーズなんてわかるわけがないんですよね。
不用品を娘へのプレゼントと都合よく脳内変換してこちらに送り付けて悦に入るという、まことに腹立たしいマインド…
どんどん年を取り頑固になる彼らが、これから良い方になんて絶対変わりようもないでしょうしね。
ここで現金送ってきたら許す…?いや、奴らに貸しは何もつくりたくないから、もう何もいらないです。
本当に日常の一つ一つのイベントに対して、子供に必要以上に怒りや悲しみや絶望を感じさせる天才ですよね、毒親って…
コメント