毒親育ち

毒親育ちは毒親や世間から「親を捨てた悪者だ」と攻撃されます。しかも、攻撃してくるのは外部からだけではないんです。毒親によって強烈に埋め込まれた自己否定の気持ちが、「本当は自分が悪いんじゃないか‥」と内部から自分で自分を攻撃してしまうんです

毒親からやっとのことで逃げられた毒親育ち。でもこれでハッピーエンド‥にはなりません。毒親はじめ、様々な人が、なにより「自分自身の自己否定マインド」が、よってたかって様々な攻撃をしかけてくるんです‥ただでさえボロボロな毒親育ちはますます疲弊します

毒親は、子が一人の人間としていきるためのスキルを身につけさせません。家事や身だしなみなどです。それらが出来ない状態で社会に出ると、笑われ恥をかくのは、与えられなかった被害者である子供、なんですよね‥

毒親は、子供の好きなことや熱中することを、なにかといちゃもんをつけて禁止したり取り上げたりします。好きなことに存分に没頭することができる家庭に生まれ育った子と、毒親に禁じられ、その上嫌なことを強要された子の違いを絵にしてみました

毒親は、子の好きなものややりたいことを安易に奪い、禁止します。「あなたのため」なんてきれいな理由を言いますが、ただのいじめだったりめんどくさいからとりあえず禁止しとこうとか、子が楽しむ姿がむかつくとか、そういうしょうもない理由しか浮かんでこないのですよね

社会人とは、一人の自立した人間としての新たなスタートですよね。これまでの土台や蓄積によって軽快に歩みだせる普通家庭育ちと違い、毒親育ちは「何ならもう休ませてくれ‥」と息も絶え絶えな状態でこのタイミングを迎えるのです‥その理由を書いていきます

毒親は子供の幸せを願えません。自分たちのように、意志を殺し、毒一族のいいなりの人生を送ってほしい‥と子が幼い頃から「毒の英才教育」を施します。こんなことを平気で子にできる、毒親の心の中は一体どうなっているのか？を書いていきたいと思います

毒親は一代にしてならず‥毒親のその親から、そしてその前の代から連綿と毒が受け継がれているんです。毒親は、自分がその親にされてきたように、毒を子に塗り付け、自分と同じように毒まみれで生きろと子供に強要します

中学生の私は、友達付き合いも部活もせずに毎日家にまっすぐ帰っていました。そうすると毒母が喜ぶからです。中学生活で得られる様々なものを投げ捨て、毒母を喜ばせることを最優先する哀れな毒親育ちの話です

幼い頃から毒親に利用され、ボロボロに疲れた毒親育ち。あろうことかその姿を「怠け者だ」とののしられるという悲劇。しかも毒親からだけではなく、学校の先生など外部の大人からも「怠け者だ、ダメな子だ」という烙印を押されてしまいがちなんです‥何という理不尽。