この記事では、私の子供時代、毒親が自分の欲をみたすために、強制的にこき使われたエピソードの1つを書いていきたいと思います
私が小学生の時。毒母から突然、あるマルチ商法支部のテーマソングを作れ!と言われたんです‥
親の見栄のために、10年以上もやらされていたピアノ
私は幼い頃、毒母から無理やりピアノをやらされていました。
ピアノは毎日のレッスンが欠かせませんし、本当に大嫌いで、やめたくてしかたがなかった。
しかし‥見栄っ張りの毒母が、外で「あたしの子はピアノやってるの!」という自慢をしたいがために、やめることは許されず、結局10年以上は続けさせられました
ピアノのレッスンではただ弾くだけではなく、音の聞き取りとか作曲とかいろいろやらされていて、私はすべてが大嫌いでした
でも、嫌いだからと言ってレッスンをさぼろうとすると、毒母は
高い金出してローンでピアノ買ってるのに!
うちは貧乏なのに、必死で習わせてやってるのに!
(高いピアノ買ってとか、こっちはひとっことも頼んでねえんだよなぁ…)
このように、かかるレッスン代や高額なピアノなど金銭的負担を盾にして、恩着せがましく鬼のように怒り狂うので、やめるのを許されないどころか、レッスンは一日たりとも休めませんでした
それだけではなく、より上の級の取得やクラスの伴奏係など、目に見えた結果を出さなければならない=毒母の自慢の元をつくり出さないと許されない、という地獄を歩まされていたんです
ピアノはレッスンを1日休むと3日分技術が後退する。
だから一日たりともレッスンを休むな!
どっかでそんな余計な知恵を仕入れてきた毒母にどやされ、私は何があっても10年毎日、ピアノを弾かされ続けてたんです‥
地獄でした。
嫌なことを何年も毎日やらされ続けていた私は、すっかり疲れ果た子供でした
マルチ商法のテーマソングを作りなさい、という指示
ある時。
小学校から帰っておやつを食べている私に、毒母は、唐突にこんなことを言い出しました
あんたがピアノ教室で作曲も習ってるって言ったらね、
仲良くしてるマルチ商品の支部長さんから、”支部で歌うオリジナルソングをあんたに作曲してほしい”って頼まれたの!
あんたすごいじゃなーい!
そして、「この歌詞に、みなさんが歌いやすい曲をつけなさい。なるべく早くね!」と、突然歌詞を渡されました
‥毒母は依存的な人間で、依存できそうな人や団体などを常に探しては、そこにべったり依存しているような人でした。
彼女はいつでも宗教やマルチ=人と密接に関われる対象にべったりねっとりと依存していたんです
幼い私も、その時々で母が依存する宗教の施設やセミナー会場、マルチ商法の集まりや、マルチリーダーや宗教リーダーの自宅などに、よく連れ回されたものでした
どうやら毒母は、その当時依存していたマルチ支部のえらい人に、「うちの子ってピアノ弾くだけじゃなくて作曲もやっててぇ~」と話のネタに私のことをいいふらし、
「じゃあ娘さんに歌を作ってもらおうかな!」なんていう話に発展して、そこでいい顔して安請け合いしてホイホイ承諾してきたらしいんです。
私に一言の断りもなくですよ?
私は日々のピアノの課題をこなすので精いっぱいだったので、「それはできない」と断ったら、毒母は激怒してこう言いました
お前は断ることはできない!
お前が今食べてるそのおやつ、何だと思う?
マルチ支部長さんから”作曲のお礼に‥”って先にもらったお礼品なんだぞ!
もうこんなに食べてるじゃないか!
だからもう断れない!
母は私に話をする前に、すでに作曲することを承諾しただけではなく、
事前にお礼品として、マルチの食べ物やマルチの商品などをたくさん受け取ってしまっていたんです‥
しかも、私にそんないわくつきのおやつだとはひとことも知らせずに私に食べさせ、食べ終わってから作曲のことを言い出した。
だまし討ちですよね。卑怯すぎる‥
作った曲に、次々とダメ出しが‥
お礼のマルチ食品をすっかり食べてしまった私は、作曲を断ることなど絶対に許されませんでした
疲れきった心身をふりしぼって、何とか必死に曲を考え、曲を吹き込んだテープを作り、書いた楽譜を渡しました
そうしたら‥早々にクレームがついたんです。
この曲歌いづらい!
この曲なんか嫌い!
他のチームの歌の方がずーっと歌いやすいわぁー
アタシたちが歌いやすい歌を一から作り直して!
何度か作り直しても、厳しいダメだしは続き‥もう私には、そのクレームを一人で受け、そして改善する限界を超えていました。
自分にはこれ以上のものは自分にはできない、とついに勇気を出して断ったんですね。
毒母は「恥かいた!どうして作り直さないんだ!」とそれはもうカンカンに怒っていました。
そして私を責めます。
おまえのせいであたしは恥をかいた!
お前はもらった食べ物ををただで食っておいて、たのまれた曲を完璧に作らないなんて、
なんてずるくて悪い子なんだ!
毒母からはこのことを、後々までネチネチと責められました
当時は私も、「最後まで要求に応えることができなくて、わたしはほんとにだめな人間なんだ」、と自分を責めました
今考えるととんでもないですね‥
とんでもないが渋滞している‥↓
複合的にひどい‥
こうして子である私を、親の力を悪用し、脅しを使いながら便利道具のように利用し、うまくいかないとすべて子が悪いと責めたてる。
これがわが毒母の日常でした。やってることが鬼ですよね。
私は幼い頃から、このように、毒親の欲を満たすため、日常的に彼らの言うがままにこきつかわれ、振り回され続けていました
子供の時点ですでに、人生というものに疲れ果てていたのですが‥こんな仕打ちが日常だったのですもの、そうなって当たり前ですよね
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