毒親からされたことをブログに書き続けたら、すっきりしてきた

毒親育ち

子供の頃から毒親にされてきた嫌なこと、未だに悪影響を及ぼしていることがたくさんあります

それを文章化し、ひたすら体の外へ出す作業をするうちに、だんだんと気持ちがすっきりしてきたんです。性格も明るくなったような気がします

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ブログは毒親への復讐のために開始

私はこのブログを、毒親への復讐のために始めました

私の親は、その仕打ちが私にどんな悪影響や生き辛さを私に与えてきたのか、未だに自覚もなく、もちろん謝罪の一つすらありません。

毒親いわく、私が働けないくらいにうつ病が悪化したり、普通のことが普通にできないのは、すべては私が悪いのだそうです

「勝手に精神科なんていう変な病院にいって、変な薬を飲んだお前が悪い」のだそうです

そこまで長い時間をかけて、私を追い詰めたのはいったい誰なのか、それをわからないようです。本当に幸せな脳の構造をしてますね!全く理解が出来ません

毒親がこのまま死ぬことが出来たら、毒親は自分は何も悪くない、娘が変なだけだ。そんなハッピー気分で一生を終えることができるんです。知らぬが仏とはよくいったものです。この文章を書いているとき、むかついてタイピングする力が増しています

そんな彼らに合法的な仕返しをしたい。それには、過去にされたこと、未だに生々しく記憶に残っているあのひどい仕打ちの数々をネット上にあげ、さらしものにしてやる。私はそう決めて、ブログをはじめました

毒親のうち、一人は死んだので、もう二度と物理的な仕返しはできません。しかも私は毒親なんかのために物理的仕返しをして手を汚したくなんかありません。今私ができる、毒親への合法的な復讐としては、奴らの所業をすべて文章化して世にさらすという、この方法が最もやりやすいと思ったんです

もう一人は生きていますが、もう正直顔も見たくないほど嫌悪感でいっぱいです

たまに向こうからコンタクトを取ってくるのですが、電話やメールの履歴を目にするだけでも、数日具合が悪くなる位に、私の心身は彼女を拒絶しています

ブログ開始。毒親の所業をブログにぶつけ続けたら…

ブログを開始した初めごろは、毒親にされて心身が深く傷ついた実体験の数々や、未だに後遺症やトラウマとして現在の自分に悪影響を及ぼしている数々の出来事を、思いついたらどんどん書きだしていました。

このブログの初期の記事をご覧になるとわかるとおもいますが、ひたすら長文で殴り書きの記事が続いています

殴り書きのように親からの所業を書きだしていくうちに、自分でも予想外の状態になってきました

だんだんと気持ちがすっきりしてきたんです

私の体内に長い間、いつまでもグログロと渦巻いていた、毒親からの数えきれないほどのひどい仕打ちを文章化し、次から次へと体の外に出すうちに、頭の中を依然として占めていた、毒親に対する大きな怒りや悲しみ、辛い記憶のフラッシュバックが減ってきたんです

主治医(心療内科医)の見解

この自分の変化を、心療内科の主治医に話してみました

そうすると、主治医はこのように私に言いました

  • 自分の体験を文章にして外に出すのは、頭や心を整理することができる有効な方法。あなたはあなたにとっていいことをやっている
  • それを誰かに読んでもらって、共感してもらうということも、いい作用が働く
  • 長くとらわれ続けていた、親からのネガティブな仕打ちを外に排出することで、本当の自分として生きられるようになってくる

自分の体験や考えを文章にして外に出すのは、頭や心を整理することができる有効な方法だった

毒親への復讐として始めたブログが、頭と心の整理のためにとても有効な方法であった、ということをいわれて驚きました

確かに思い当たることはありました

例えば、「なんで私はこんなことをいつまでも不安に思うんだろう?」と長年原因不明の不安にとらわれていた問題があったんです。

それを文章化すべく、過去の記憶を掘り起こし、整理していくうちに、実は、小さい頃に毒親に一方的に投げつけられた暴力的な言葉がトラウマレベルで自分に沁みついていたことが原因だったことに気づきました

子供の頃は親の言うことは絶対なので、どんな言葉も重大に深刻に受け止めてしまいます

でも、大人になった現在、その記憶をしっかりと順序だてて解きほぐし、考え直すと「あれは単なる毒親のあほな思い込みを、小さな子供にストレス解消を兼ねてぶつけてただけじゃん…」そんな真実に気づき、自分を長年縛り付けていた不安の一つから解放されました

過去を文章化していくと、現在の悩みや不安の根本に行きつき、それにとらわれるおかしさに気づき、解決に至る、ということがいくつも起きていくんです

毒親話を共有すること、共感しあうこと

毒親からされた嫌なこと。トラウマ。こんな話誰も聞きたくないよね…と思い、過去の体験は、これまではあまり、まわりの人に言ってこなかったのですが、ブログやTwitterで文章化し、発信すると、いいね!という共感や、「私も同じ体験をしました」というコメントをもらうことがたびたびあります。

自分の辛かった体験を受け止めてもらって、肯定してもらうこと。そしてかつて体験したことを共有して、お互い大変だったとねぎらいあうこと。それによって、心の辛さ苦しさが、確実に緩和していくんです

ネガティブな思い出をを外に排出することで、自分自身の人生を生きられる

体の中に巣食う、毒親にされた嫌なことの思い出の数々、それによるトラウマや後遺症。

それを体の外に排出することで、おかしなとらわれからは徐々に解放されていき、そして、やっと自分が自分らしい人生を生きていくことができる。主治医はそう言っていました

改めて考えてみると、私はブログを始めて数か月、なんだか元気がでてきたんです

自分が思ったことや感じたことを文章化して外に出すことで、「今、自分はこのことに対してこう思っているんだ」ということが明確になる。

そしてそれを素直に外に表現することができる。

幼い頃から受けてきた毒親からのひどい仕打ち。それは私の体内に根深く巣食い、私の深部に内面化して、長年自分の体の中から私を押さえつけてきたんです。そのため、親と離れても、長年自分の感情を認め、表現することが不可能だったんですね

自分から発する感情を認め、それを表現するということを始めたことで、もともとの自分の人格をそのまま素直に出せるようになりました。だから、私は元気を取り戻したのではないかと思っています

吐き出すにもエネルギーと時間を要した

しかし、毒親からの仕打ちや辛い過去を文章化するだけでも、たいへんなエネルギーを必要とするんです。

私は、毒親からの疎遠から始まり、早寝早起きや食生活を整えるなどの、生活習慣の改善が可能になったことで、エネルギーがたまり、吐き出しにたくさんの力をつかえるようになりました

これ以上毒を注入されない、安全な場所へ避難する

ここまで来るのには、エネルギーをためる他にも、年単位での長い時間がかかりました

まず、毒親からされてきたひどい仕打ちの数々の記憶というのは、ぐちゃぐちゃに絡まった糸にねばねばした物体を塗りつけて煮詰めたような異形の存在として、自分の体内を大きく占めていたようなイメージです

それを直視するだけでもおぞましく消耗します。

毒親から疎遠にし、新たな毒を注がれないような場所に避難し、心身のエネルギーが少しずつたまってきてやっと、その体内に巣食う異形のものを直視できるようになりました。

毒から離れて安全な場所に避難し、心身に力がたまる生活習慣を整え、十分な休養を取り、行動ができる状態になったら、グログロを直視する。時間はかかりましたが、このプロセスは必要でした

そこからやっとグログロを文章化できるようになる

直視の後は、一部分をすこしずつ取り出しながら、文章化していきます

すぐにブログに殴り書き!ということはできなくて、まずはノートやスマホのメモなどに箇条書きをしていきました。それでも、書きだすとぐったりするくらいエネルギーの消耗が起こったので、元気があるとき限定で、書きだしをしてきました

私は文房具が好きなので、どうせなら手にしたときに楽しい気分になる、おしゃれなノートがいいな!と思い、ロルバーンというノートを愛用しています

かわいい限定版が度々発売されますし、スタンダード版の表紙もカラフルで選ぶのが楽しいです。定期的に出る新色も楽しみにしています

ロルバーンに自由に、自分のペースで書きだしたその後、無理をせず段階的に、吐き出しは紙からブログ、ツイッターに移行、という順序です

そして前述した通り、毒親にされた仕打ちをブログ記事化し、ひたすら体内から吐き出し続けると、心が軽くなってきたんです

どうやら、体内を占領していた、絡みまくった過去のグログロは、書きだすことで少しずつほどかれ、徐々に体の外に排出されはじめたのかもしれません

簡単に油断はできない

でも、まだ油断は出来ません。なにせ生まれて何十年もの間、私は毒漬けで生きてきたんです

体内のどの場所に、どのような方法で毒がしみついているのか、私が気づいていないだけで未だに根深く巣食っているところもあるかもしれません

目立つ毒は排出できた。すっきりした気持ちになれた。まずはそのことを喜びたいと思います

しかし、長年毒親の毒にさらされたこの身、どこをどう毒されているか気づいていないかもしれない…ということを忘れずにいようと思っています

そして、毒された部分を発見したら・・・もちろんブログに記事化して世にさらして、復讐を兼ねつつ、私の体外に排出してすっきりしたいと思います

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