その1に引き続き、毒親に破壊された心身を持ちながら生きる私のことをアシストしてくれた(今も助けてくれています!)
「生活習慣をできる範囲から整えた」、の続きを書いていきたいと思います
「運動は脳に良い」という最新学説。→毒親に破壊された脳も回復する!?
毒親の毒によってダメージを受け、フラフラだった私がやっと前進できるようになったとき。
そんな私を強力に支えてくれたこと・規則正しい生活の内の1つに、適度な運動習慣があります
これも
- やっていて気分がいいな
- 体力がついて、以前よりも楽に動けるようにうれしいなという実感
があるために、今も続けることができています
実は‥運動というのは「やってみると気分が良くなる!」だけではなく、最新の学説によると、運動は脳にも良い作用があるのだそうです!
関連する本もたくさん出版されています
この「運動脳」という本は、2021年、「スマホ脳」というベストセラー本を執筆したアンデシュ・ハンセン氏によるものです
こちらも手にとり読んでみましたが、「気がつけばスマホを手に取る自分」を反省させられる内容でした‥
この「運動脳」によると、運動というのは、脳を強化する働きがあるということが研究によってわかってきた、のだそうです
私が幼い頃には、「大人になると、脳の発達は止まり、脳細胞は死んでいくだけ」と言われていたのですが、最新の研究ではそれは否定されていて、なんと逆!
脳は使えば、一生成長し続けるのだそうですね
中でも運動というのは脳細胞を増やし、脳の活性化にとてもよい、という研究結果が近年たくさん出ているということが、この本の中で紹介されています
これは、虐待を受けていた私のような人間からすると、うれしいニュースです‥
なぜかというと、親から虐待を受けた子の脳は、脳に損傷を受けているという衝撃的な研究結果が存在していまして、この学説を初めて目にしたときは、心身にたくさんの虐待を受けてきた私は絶望しました
やっと乗り越えたと思ったら、すでに脳が破壊されている、なんて‥
でも!
毒親に破壊された脳も、運動をすることで、回復やケアを望むことができるかもしれない‥?
私の、毒親からの虐待で傷ついた脳は、運動習慣によって回復している、のでしょうか?
直接脳を見て確認することはできませんが‥
でも、実感として、運動をする前の自分と、運動習慣を持つようになった自分はぜんぜん違うのですよね
気持ちが前向きになりましたし、以前よりも、いろんなことをやってみようと考えられるようになったり、実際に動けるようになったんです
「自分の頭の働き方が以前と変わった!」と実感できたひとつのエピソードがあります。
それは、長年片づけることが出来ずに放置していた引き出しの中を久しぶりにあけたとき、「これはいる、これはいらないな‥」と、スッとと片付けができた時です
引き出しの中のいるもの・いらないものの判断をすぐにできるようになっていたんですよ
以前はもうそんな判断どころか、引き出しを整理しよう!と思う事すら無理でした
引き出しの中身を判断できず、しかも放置するしかなかった昔と比べて、
私の頭、動いている!
こんな実感を持つことが出来ました
このように、運動を含めた規則正しい生活習慣を身につけることで、いい気分になれたり、ちいさな成功体験を積むことができるんです
それだけではなく、これらの習慣のおかげで、以前よりも前向きな気持ちになり、体が動けるようになった、頭の働きがよくなったなぁ‥という手ごたえを感じる瞬間が増えて、うれしくなります
規則正しい生活をする→気持ちいい→どんどん体も心も動けるようになっていく、という好循環が起きているんですね
欲しいな、と思ったものをバカにせずに買う
今の自分が「かわいいな、ほしいな」と心弾んだものを実際に買って手に取る、という行動も、私を大いに助けてくれたように思います
ほしい!と思って買ったものは、文具や小物などの、お手頃価格で子供向けのもの、ネット通販で頼むとすぐに届く物が多かったです
昔大好きだったサンリオのキャラクターグッズとか、かわいい文房具を楽天の文房具屋さんで見つけてはちょこちょこ買っていました。
(日本製のかわいい文具は、楽天の文具屋さんサイトがよかったです。ながめるだけでもわくわくできました)
ネット通販は家で寝ていてもできるので本当にありがたかった‥
買っただけで満足することもあったり、実際に使ったり手に取って色や形を手触りを楽しんでいると、何か心が満たされるんですよね。
ほんとに小さなものでも、子供向けの物でも、今自分が欲しいと思ったものを買って、実際に手に取るということを行うことで、満足感や達成感、うれしさを感じました
それが心によい作用をもたらしたな、と思います
まとめ
毒親からの虐待によって心身ボロボロ。そんな状態で無理をして動き続けた限界がきて、私の30代はなにもできませんでした
諦めて、長い時を何もせずにすごしつづけました
そうすると、やがて少しずつ傷がふさがり、エネルギーがたまりはじめたのか、少しずつですが、前進ができるようになりました。
そのタイミングで、これまでご紹介したような行動を、自分に無理なく少しずつやってみることで、その本当にちょっとずつの積み重ねで、40代の今は、30代の頃よりもずっと楽な気持ちで生きることができています。
でも「これをやったからといって良くなるよ!」とか、そういう安易なことはいえません。
「1人の毒親にボロボロにされた毒親育ち」が、とても長い時間はかかったけど、こんなプロセスを経て、かつての自分よりもより生きやすくなったよ、そんな生きやすい自分になれたきっかけの行動がこれらだったよ、ということをお伝えしたかった記事でした。
何かの参考になれば幸いです
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