これまで、
- 普通家庭の親は、成長した子供にも引き続き、自分たちが出来る限りのサポートをする
- 毒親家庭の親は逆。
子供が成長すると、子供が生み出し始めるお金をはじめとしたエネルギー、スキル、時間などを我欲のために奪いつくす
この違いの実例を、二つの記事に記してきました。
お読みいただいた方は、そのあまりの違いを嫌というほどおわかりいただけたかと思います‥
私もこれらの記事を書いているうちに、違いを改めて目の当たりにしてしまった上、
過去の毒親の嫌な思い出の数々が久しぶりに脳裏をビュンビュンとかすめたために、改めて毒親に対する怒りや呆れなどの感情が去来して気分が悪くなりました…
しかし。普通と毒の違いはこれだけではないんです
普通家庭の人たちというのはなんと、親を通り越して、祖父母世代になってもなお、子や孫のことを必死でサポートし、心配して暖かい手を差し伸べるのですよ‥
私はその事実を、とあるラジオ人生番組を何年も愛聴しつづけることで、気づいてしまったんです
- 普通親家庭は親時代だけじゃなく、祖父母世代になっても孫や子を暖かくサポートするということ
- その事実を、私は石川県が誇る長寿ラジオ番組・「竜華の人生相談」を長く聞き続けたことで気づいた
- (余談)「竜華の人生相談」‥このライブ感あふれるエキサイティングなラジオ人生相談番組を熱くご紹介!
この記事ではこんなお話を書いていきたいと思います
祖父母が真剣に孫の心配をする世界‥私は知らない‥
親だけではなく、その親を産み育てた祖父母世代の言動にも、毒親と普通家庭親には、天地ほどの差がある。
私はそのことを、とあるラジオ番組に出会い、それにドはまりして何年も真剣に聞き続けることによって気づきました
世のたくさんのシニア世代(祖父母世代)というのは、孫のことを真剣に心配し、何とか孫が幸せに暮らしてほしいと願っている人たちがとっても多いのですね‥
死ぬまで自己中&孫に冷酷だったわが毒祖父母とは大違いです。
石川県が誇る人気ラジオ番組「竜華の人生相談」でシニア世代の多くは”孫を暖かく心配している”ことを知る
突然ですが、私が何年も夢中で聞き続けている大好きなラジオ番組をご紹介したいと思います。
その名は「竜華の人生相談」。
パーソナリティは月竜華さん。
この月竜華さんという方は、石川県の北陸放送ラジオで、なんと50年にわたって、ラジオの生放送で「竜華の人生相談」という番組を担当しているんです。
彼女は不思議なパワーをお持ちで、悩み事を抱える相談相手の生年月日を聞くと、「相談相手の病気、状況、未来」など、相談者の知りたいことが”見える”のだそうですよ‥!
そんなちょっと不思議な力を持つ月竜華さんに対して、相談者はラジオに電話をかけます。
それに対して、竜華さんはひたすら相談に乗ります。
その悩み相談の会話の内容まるごとが、ラジオで生放送されているんです!
リスナーからの生電話からの、生相談。
その模様を3時間半にわたって毎週放送している番組が、この「竜華の人生相談」なんです
どうです‥?ライブ感あふれるエキサイティングな番組だと思いませんか?
でも、石川県のラジオなんだから
石川県の人しか聞けないんでしょう‥?
それがですね、radikoというラジオアプリの登場で、何年か前から、全国のラジオを聞けるようになったために、日本全国どこからでも、この竜華さんの番組は聞けるんです
ラジオ好きな私はこのアプリの登場のとき、どれほど歓喜したでしょうか‥
radikoで全国のラジオを聞きまわっているうちに、この番組に出会って以来、番組開始の月曜13:00になると正座待機して番組を待ち、毎週楽しく聞いています
(※課金していれば生放送を待たずとも、一週間以内ならいつでも聞ける仕組みなので、これはやりすぎです)
このradiko、自分の住む地域のラジオ番組は無料で聞けますが、他の地域のラジオ番組を聞きたい場合には月額385円(税込)の課金が必要になります。
私はこの制度がはじまってから何年も鋭意課金中の重課金者です
話が大いにそれましてすみません。
私はこのラジオ番組を何年も熱心に聞き続けることで、単純計算で、恐らく数千人の人たちの悩み相談を耳にしてきました。改めて数にするとものすごい数ですね‥
この番組には毎週、老若男女からの様々な相談が寄せられますが、(最近は県をまたいで全国からの相談が増えています。radikoのおかげで、このエキサイティングな石川県のローカル番組はどうやら全国に見つかってきています‥)
お悩みの内容としては、病気や人間関係、家庭や仕事‥などの、人として生きる上での普遍的な悩みが多いです
50年も続く長寿番組ということもあって、聞いていて感じるリスナーや相談者の中で最も多い年齢層は、シニア世代。
シニア世代の相談者が相談する心配事として多いな‥という印象を持つ内容とは、「おじいちゃんおばあちゃんとして、孫のことが心配‥」、というものなんですよね
- 「孫が学校にいかなくなって心配」
- 「孫がお友達とうまくいっていなくて、最近表情が暗い」
- 「孫の進学はどうしたらいいか悩んでいる」
…など…
孫の心配。
私が生まれ落ちてしまった毒一族では、まったく目にしたことのない祖父母ムーブですが、あまりに孫を心配する祖父母の存在が多いことに、私は驚いたのですよね…
毒祖父母は孫の心配などしません。孫=ただの便利道具だから。
毒祖父母は年をとっても我欲満たすことが第一。孫なんてただの「自分の道具」としか見ません。
そのため、孫が幸せに暮らしているか?学校は楽しいか?なんて気に掛けることなどありません。
だって彼らにとっては孫なんてただの道具ですから‥
わが毒祖父母もそのような性質持ちでした
彼らがいかに冷酷で自己中で、特定の孫以外はすべて自分の便利道具としか見ていなかったのか?ということは、かつて過去ブログで熱くまとめてありますので、よろしければそちらをご覧ください
毒親が毒人間となり果てたのは、その両親である祖父母が毒だったから、ということは理由の一つとして間違いないです
毒は誰かがどこかでで毒と自覚し、命を懸けて止める努力をしなければ、容易に世代間連鎖してしまうものですから‥
一族の毒をしっかりがっつりとバトンタッチした父と母、それぞれを考察した記事もありますので、それまたもしよろしければ読んでみてくださいね。どれも長文ブログで恐縮ですが‥
一言で言うと、毒人間というのは、生涯自分の満たされない空洞を抱え、それを埋めるために必死で我が子を道具のように使うんです。
でも…残念ながら、私の所属していた毒一族で、子や孫を道具として使いつくして、その後完全に満たされ幸せになった毒人間は1人も見たことがありません
それでも毒人間にとっては、子供や孫など、ただの自分の欲を満たすための道具でしかないので
「自分の道具がちゃんと楽しく生きられてるか?友達できたか?」なんて気に掛けるわけないんです
年を取ったら人間丸くなる、なんていいますが、それは毒人間にはあてはまりません
毒は年取っても毒。子供の子供、
つまり孫が生まれても、自分の思い通りに使える道具がまた増えた!くらいの認識しかなく、そんな存在の心配や幸せを願うなんてことは、毒祖父母にとってはありえないことなんです‥
毒祖父母の例外・”役に立つ孫や子は溺愛・贔屓する”
でも…毒祖父母の、子孫に対する態度には特例・例外があります。
息子や内孫の男孫など、自分を将来的に養ってくれる存在=自分にとって都合の良い存在だけは溺愛・猫かわいがりするんです
私のいとこに、毒祖父母に特別溺愛された男孫がいました
小さい頃から一人だけふんだんにお金をかけてもらって甘やかされて、わがまま放題好き放題に生きた彼は、今は地元でしあわせなマイルドヤンキーとして生きているようです
私と毒祖父母との関わりの記憶と言えば、↑のマイルドヤンキーになったいとこがわがままなガキ時代にいつも子守を押し付けられたり、
毒祖父母顔を合わせるたびに「いい学校に入れ」、「早く結婚しろ」、「早くひ孫を見たい。みんなひ孫に囲まれ幸せなのにあたしたちだけ不幸だ」…と人生の節目ごとに要求をぶつけられたことくらいしかありません
扱い方が天地ほどの差がありますね
でも‥これを毒母に言わせると、「あんたはおじいちゃんおばあちゃんに可愛がられた!」のだそうですよ?
なにがどう可愛がられたのか?
私は全くといっていいほどそういった感覚がなかったので、真顔で母に問いました。
母から返ってきた言葉は「盆と正月に小遣いもらっただろう!」
毒母にとっては、金をもらえばそれで可愛がられた!という認識なのだそうですよ‥
もうほんとなにもかもがまったく理解できねぇ‥
普通と毒。年を取ってもなお、何という違いなの‥
私の毒一族には、このように冷たく我欲優先の冷酷な毒祖父母しかいなかったのですが、
「竜華の人生相談」で語られる、たくさんのシニア世代の人々の悩みを聞き続けることで、
世には、孫や子を真剣に心配し、幸せを願っている祖父母世代というのが、ほんとうにたくさんいることを知ってしまったんです
我が毒一族とは大違いすぎて、「孫の幸せを願う祖父母はこの世にたくさんいる」という現実は、いまだに心の奥底で受け止めきれていないかもしれません
だって、自分が生きてきた毒一族とはあまりに違いすぎるのですから‥
普通家庭の親祖父母、毒家庭の親祖父母。
ねぇ本当に同じ人種ってカウントしていいの?って思うくらいに違いが過ぎますよ‥
まとめ
普通家庭の親というのは、子が幸せになることが自身の大きな望み。
いつも子供のことを気にかけ、子に対して現在の自分が出来る物心両面のサポートを、自分が年を重ねた後もずっと行っていくのですね
その暖かな支援や暖かなまなざしは、自分の子供にだけではなく、子供の子供、つまり孫にまで及びます。
孫にもよい人生を送ってもらいたいと、祖父母になってもその優しさやサポートを与えるのが当たり前。それが普通家庭の自然なありかたなんですね
一方‥
毒親家庭の人間は、いつでも自分の欲求を満たすのが第一、そのためには子供を道具として使い、子供の持ち物を奪いつくします。子の幸せを願う?心配する?何それ?な世界です
それは年老いてもなお変わらず、また、子供への要求だけでは飽き足らず、子供の子供、つまり孫にまで要求が及びます。私を満たせ、私を満足させろ!と‥
この違いですよ。
同じ人間とくくるのが困難なくらい、中身が、行動が、あまりにも違いすぎませんか?
ねぇもう一回訊ねるけど、本当におんなじ人種と自称していいの?
めまいを覚えるレベルで違いすぎるよ‥
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