子から搾取した、その「おいしさ」が忘れられない毒親

毒親育ち

私は毒親と疎遠にして、何年も経過しました

毒母はその間、一瞬だけ、私への執着じみたストーキング行動が止まりました。でも、最近また復活したんですよ。

彼女は最近、電話やメールでしょっちゅう連絡をよこします。そこでわめきちらす内容は、会いにこい、遊びに来なさい。という内容です。

いま、コロナ禍ですよ?彼女、高齢者ですよ?

恐ろしい感染症よりも何よりも、娘に要求をぶつけ、自分の思い通りにしたい欲望が勝っているんです…恐ろしいことですよね。

毒母を見ていると、かつて娘(私)からの搾取で得てきた味、というのが、何よりも本当においしくて忘れられず、それを再び娘から絞り出して味わいたい!と、暴れ続けている様子がわかります

娘からの搾取の味。恐らくとても美味しい上に、一度覚えてしまうとめちゃくちゃ高い依存性があるのでしょう。

毒母がヤク中のように子からの搾取を求めて暴れる様子を見ていると、そう思います

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毒母の暴れっぷりを観察対象にしています

親と疎遠にした直後、私は親からこれ以上、自分の人生をむしり取られることに恐怖と嫌悪があり、彼らからのメールなどを目にすることすら嫌でした

でも、最近では、過去の出来事、とくに毒親をネタにしたブログを始めるくらいの精神的余裕ができたためでしょうか?以前のように、毒親に対して、体調が悪くなるほどの強烈な拒否感というのは、以前よりは薄まりました。

むしろ「毒親がどんなおかしな言動を取るのか見てみるか…面白かったら鮮度抜群なブログネタにできるよね!」という好奇心が勝ります。毒親に対して持つ感情によって、自分の精神の回復が実感できます

そのため、最近は体調などのコンディションが良いときは、毒母からかかってくる電話に出ることもあります。取材やおかしな生き物を観察するような感覚ですね。

毒母が、私に対して、以前と変わらず自分の欲望をぶつけ続け、暴れくるう様子を電話口でしずかに観察しています。電話の後は、毒母のあばれっぷりやおかしな言動など、起こったことを冷静にメモしています

毒親の欠乏は、いつまでも満たされない

私に対して、自分の欲求ばかりをわめき続ける毒母は、昔と全く変わりません。一つも変わりません

彼女は昔と同じように、心に大きな欠乏を抱えて生きていることがわかります。

毒母が抱えている欠乏の正体は一体何なのでしょう?

昔を振り返ると、恐らく、その昔、毒親のそのまた親から、十分な愛情を得られなかったことが原因だと思います。孫の私から見ても、祖父母はどこか冷たく、自分のことで精いっぱい、または特定の子や孫だけに偏った愛情を注ぐような人間でした

母は祖父母から、愛情をもらえる対象ではありませんでした。求める愛情をいつまでもくれない祖父母に対し、いい大人になっても、必死にすがっていた毒母の姿が記憶にあります

毒母の成り立ちを、私の視点からまとめた記事はこちらです

毒母は高齢者になってもなお、親からもらえなかった愛情欠乏の大きな穴がぽっかりと開いていて、それを子供である私からの愛やエネルギーの搾取で埋めようと必死なんです。でも、いまだに愛情欠乏の穴は開き続け、毒母は満たされようと暴れ続けています

「だからといって、なぜ娘からしぼりとって、自分の欠乏を埋めようとするの?」

はい、そこがバカなんですよね。自分の欠乏を自分で満たす努力をせず、かつて幼い私から、愛やエネルギーをしぼりとって、一時的な安心を得られた成功体験から抜け出せない。すきあらば、娘からしぼりとって自分をケアしようと必死なんです

もう娘がそこから脱却していることに、すこしも気づくことが出来ないんです

「年を取れば成長する」なんてうそ

彼女を見ると、人間って人生を重ねるほどに成長をするもの…なんていう性善説がいとも簡単に吹っ飛びますね

年を取ってもバカはバカのまま。高齢者になっても、自分の欲でいっぱいの毒母の様子を電話口から聞いていると、「バカは死ななきゃ治らない」、そんなワードが頭をふわふわ舞っています

年をとっても自己中で愚かなまま、人を利用することで自分がいい思いをしようとする。昔とまったく変わらず愚かなままに、年を取る人間の見本が自分の母親なんですよ?

生きる反面教師が、血をがっつり分けた親。自分の血が、境遇が、あまりにクソ過ぎて泣けてきます。そこから逃げることもできない。

異常な2つの血が混ざりあったハイブリッド=私

認めたくもありませんが、この体の半分には、間違いなく毒母こと彼女の血が流れているのです。

私もうっかり気を抜けば、あの婆のように自己中で欲望を人にぶつけ回る迷惑人間になるかもしれない…今はその血が覚醒してないだけなのかもしれない…そう考えると、恐ろしくて気を失いそうになります

死んだ父はサイコパスで暴力的な、母とは違ったタイプの異常人間でした。

私は違ったタイプの2種類の異常な血がガッチリ混ざり合った、ハイブリット異常人間、いわば異常人間のサラブレッドなのです…2つのおかしな血を確実に受け継ぐ自分。考えたくもないですが、それが私の現実です

哀れな人としか思えない

疎遠当時は、毒親に襲撃されるたびに恐ろしさを感じ、呼吸が苦しくなり、毒親を追い出した後も、数日寝込むほどでした。

でも今現在。当時となんにも変わらない毒親を目にして思うことは。

相変わらず子供から承認や愛や物を乞い、搾取しようと必死な彼女を目にして一番に感じること。それは「哀れだな、この人…」という気持ちです

彼女に対する恐怖や不安はなく、ただ「哀れ」という言葉が浮かびます

人として哀れ。自分で自分の空洞を、いつまでたっても埋めることができずに、かつて簡単に搾取できた子供から、再び搾取して一時の快楽を得ようと、ひたすらもがき続ける哀れな一人の老婆として目に映ります

自分の欠乏を満たす方法を知らないし、探ろうともしない

いつまでたっても娘に執着し、欲求を娘にぶつける姿勢が昔から変わらない、ということは、娘からの搾取以外に、自分の欠乏を満たす方法を知らないのでしょう。知ろうともしない。

そして、娘からの搾取をしたとしても、一時的な安息や喜びしか得られないことにも、いつまでたっても気づけない。

そしてなにより、普通の家庭のように、独立した娘と、良好な関係を築くことが出来ない。なぜ自分が娘と良好な関係を築けないか?がわからない。娘がすでに、思い通りに支配する道具から脱却して逃げ出していることにいつまでも気づけない。

いつまでも自分で埋めることのできない大きな欠乏を抱えて、暴れ狂う孤独な老婆。娘にますます嫌われ、距離を取られる老婆。

哀れ以外に、一体なんの言葉があるでしょうか?

子供からの搾取がおいしすぎて忘れられない毒親

普通ならば、娘などの自分以外の人間からエネルギーや物を奪い取ってみても、けっして自分の欠乏が満たされることがない、ということに気づいたときは、満たすために他の方法を探しますよね?

しかし、毒母はそれをしません。他の方法を探求したり、試そうともしません。

なぜでしょうか。

それは恐らく、娘からエネルギーや物を搾り取ることは楽だしうまいし、自分が苦労しなくても簡単に手に入れられる毒親にとっての最良の方法だからです。

子供からの搾取って、うますぎて楽すぎて一度知ったら抜け出せないんだと思います

  • 親子という決して断ち切ることのできない関係性を利用する
  • 親孝行、可愛そうな母という誰も責めることができないおいしい立場を利用する
  • 娘からさまざまなものを奪い取り、搾り取って簡単にいい思いをすることが許されると思っている

親という立場を悪用し、娘からしぼりとることで、自分は楽して得られる最高にうまいもの。それが子からの搾取なのだと思います。毒母はそれにやみつきになったのでしょう

子からの搾取とは禁断の方法である

私は子供を持ったことがありませんし、ましてや子供から搾取をしたことなどないので、想像の域を出ませんが、子供からの搾取の味、それは毒親にとって、本当に本当に甘くておいしいものなのだとおもいます。

だから、毒母は子からの搾取へいつまでも執着し続けるのでしょう

しかし、ここで冷静に考えると。

圧倒的に強者の立場である親が、立場の弱い幼い子供から強制的に搾取する行為というのは、決してしてはならない禁断の方法なのではないでしょうか。

親は、子供を自由に支配できるほどの強い立場にいる。しかし、決して、子供を自分の欲求のままに利用し、支配することは許されない。だって子供は、一人の別な人格を持つ立派な人間なのです。幼い子供は立場が圧倒的に弱いとはいえ、決して親の便利道具ではないし、そのように使ってはいけない。

子供からの搾取というのは、一人の人間を道具のように使うどころか、蜂が自分より弱い獲物に針を刺して、体液をチューチュー吸うような行為に等しい。

人としての尊重どころか、自分の欲望のために、成長途上の自分の子に針を刺して精神を、脳を、吸い続けるような行為なのです。成長を止めるどころか、子の肉体を、精神を殺している所業と等しい。 

毒親には、子を搾取することが実はこの心身を破壊しているという、重大な罪を犯していることや、それをしていけない理由が、いつまでたってもわからない。

もしも心のどこかでわかっていても、自分の欠乏や欲求を満たすことが優先で、そのためには子から精神を、脳機能を破壊し吸い尽くし続けるのです

人の味を覚えてしまった、人食い熊と同じ

熊は一度人を食べてしまうと、人のおいしさを忘れられずに、ずっと人を襲い続けるといいます。

それと同じで、毒母は娘からの搾取を一度覚えてしまうと、その味が忘れられずに一生「子供からの搾取」を求めつづけるのでしょう。

毒親と人食い熊は、弱い立場の人間を欲望のまま食らいつくすという意味で、同じ行為を働いているのです

搾取された子供に及ぼす重大な悪影響

毒親から、子供の頃より一方的にエネルギーや精神を貪り食われ続けた子供は、一体どうなるのでしょうか。

親の自己中極まりない搾取、そして理不尽な暴力行為である虐待という悪行によって、おかしな圧力やストレスを受け続けた子供は、発達途上のその脳や精神に、重大な悪影響を受けます

「虐待が脳を変えてしまう」脳科学者からの目を背けたくなるメッセージ
<児童虐待は脳に傷を負わせる。ではその子どもたちは、大人になっても悲惨な人生を送...

虐待が脳に悪影響を及ぼすという研究結果が出て久しいです。体だけではありません。精神にも委縮や歪みを生じ、その影響は一生子供に及ぼします。親の自己中極まりない悪行によって、幼い子供は心にも体にも致命的なダメージを負うのです

実際に、私は、毒親の元に生まれ育ち、理不尽な暴力や暴言にさらされ続けてきたことで、その後遺症である重度のうつ病の他にも、未だに様々な体調不良を抱えています。

それだけではありません。人間不信やコミュニケーション不全などの、人として正常に生きることが困難になるような後遺症をたくさん抱えていて、アラフォーになった現在も、普通の人が普通に送るような日常生活を送ることができません

親の欲求のままに、子供から搾取をするという行為は、子供の脳を壊し、人格や考え方を大きくゆがめる。人ひとりの人生を狂わせる。それほどの大罪なんです

自分の大罪に、逃げた娘に気づけないバカな毒親

しかし、毒親はどこまでもバカで自己中なので、このような大罪を犯し、犯し続けていることにまったく気づかずに、相変わらず子供から搾取を続けようと暴れるんです

しかしながら、私こと搾取娘は、そのおかしな状況に、気づいてしまいました。毒親に吸い尽くされてきたために受けてしまった脳や精神、肉体への大ダメージは回復することはありませんが、少なくとも、毒親という名の人食い熊からは遠く逃げました

どんなに脅しても泣き落とししても、これ以上、毒親という人食い熊の思い通りに、餌食にはならないんですよ。毒熊よ、残念でしたね。

もう正常な親子関係をつくることすら不可能

いつまでも変わらず娘から搾取をしたがる毒母に哀れは感じますが、もう、私には、彼女に搾り取らせる甘い蜜はありません。あったとしても、お前にそれをあげる気持ちはゼロだ。

それどころか、彼女が要求する「普通の親子関係」を築く気持ちすらありません。話もしたくない。姿も見たくない。

もう、子供の頃から吸い尽くされ、すべてを搾り取られ、毒母にあげるものはなにも残ってないんです。枯れはてましたよ。

毒母はそんな私の変化に気づかないんでしょうかね。気づかないあほだからこそ、要求してくるんでしょうね。自分の欲深さを自覚できずにいつまでもわめいて暴れる毒親。餓鬼道の餓鬼に見えてしょうがない。

かつての彼女はいつも、自分のことで精いっぱいで、子供だった私の様子はまったく目に入っていませんでした。搾取をするほかには、十分なケアを与えられずに放置されていました

子供の私がどんなに身なりが汚くても、具合が悪くても、悩みがあっても、気づかないのか興味がないのか、いつも放置されていました

そんな人間だからこそ、私の内面の変化には興味もなく、気づくこともできずに、いつまでたっても「ちょうだい!ちょうだい!」と図々しくあさましく要求しつづけられるのでしょうね

もう彼女にあげるものは何もありませんが、私の心身の調子がいいときは、こんなふうに新鮮なブログネタになりますので、また彼女からおかしな連絡がきて、私の気が向いたら、毒母の観察記録をしてみたいと思います。

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